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USS東京が冠水した場所はどこ?車両が水没したヤードの標高を調査【深掘り調査】

USS東京で冠水した車両ヤードを描いた水彩画 ニュースな場所
USS東京で冠水した車両ヤードの場所を調査

2026年9月21日、千葉県野田市にある中古車オークション会場
「USS東京」の車両ヤードが広い範囲で冠水した様子がXに投稿され、注目を集めています。

写真を見ると、広大な敷地がまるで池のようになり、複数の車が水につかっています。

いったいこの場所はUSS東京のどこなのでしょうか。

投稿された写真とGoogleマップ、Google Earthを照合すると、
冠水した場所を確認することができました。

さらに国土地理院の標高データを使って調べると、
冠水したヤードが周辺より低い地形に位置していることも分かりました。

この記事のポイント

・9月21日、USS東京の車両ヤードが冠水した写真がXに投稿

・場所は千葉県野田市木間ケ瀬のUSS東京会場

・冠水したのは巨大な車両ヤード全体ではなく、会場南側の一区画とみられる

・Google Earthで投稿写真と位置関係を照合

・国土地理院の標高データでは、冠水区画内部は周辺より低い傾向を確認

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USS東京の車両ヤードが冠水

今回の調査のきっかけとなったのは、9月21日にXへ投稿された写真です。

投稿には、
「USS東京冠水して放置車両水没」
との説明とともに、広い車両ヤードが冠水した写真が掲載されました。

写真ではヤードの広い範囲に水がたまり、複数の車両が水につかっている様子を確認できます。

今回の調査のきっかけとなったX投稿:


キム兄さん(@SaitamaRedneck)のX投稿

投稿者はその後の返信で、この区画について
「本来車を放置しちゃいけない場所」と説明し、
車両の搬入・搬出を行うキャリアカーにも言及しています。

なお、投稿への返信には「キャリア置き場」「積載車置き場」などの指摘もありますが、
この区画の正式な用途についてUSSによる説明を確認できていないため、
本記事では「USS東京会場南側のヤード」と表記します。

USS東京とは?何をする場所?

そもそも「USS東京」とは、一般の利用者が車を駐車するための巨大駐車場ではありません。

株式会社ユー・エス・エス(USS)が運営する、
中古自動車のオートオークション会場です。

USSは中古自動車のオークション運営を主要事業としており、
全国にオートオークション会場を展開しています。

その中でもUSS東京は国内最大規模のオークション会場で、
全国から非常に多くの中古車が集まります。

オークションに出品される車両は会場へ搬入され、
USSの車両検査員による検査などを経てオークションに出品されます。

Google Earthで見ると、USS東京の敷地内には、
オークションを待つ多数の車両が整然と並ぶ巨大なヤードが広がっていることが分かります。

参考:

株式会社ユー・エス・エス公式サイト

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USS東京が冠水した場所はどこ?

USS東京は千葉県野田市木間ケ瀬にあります。

Xに投稿された冠水写真とGoogle Earthの施設配置を照合すると、
冠水していたのはUSS東京会場の南側にあるヤードとみられます。

施設:USS東京
所在地:千葉県野田市木間ケ瀬
冠水地点:会場南側のヤード
座標:北緯36.0027度・東経139.8545度付近
確認方法:X投稿写真とGoogle Earthを照合

Googleマップで場所を確認

※地点はXに投稿された冠水写真とGoogle Earthの施設配置をもとに確認しています。

冠水したのは巨大ストックヤード全体ではない

USS東京をGoogle Earthで上空から確認すると、
今回の冠水について重要なことが分かります。

USS東京の冠水した南側ヤードと車両ストックヤードの位置関係

黄色枠が冠水したとみられる南側のヤード。北側には多数の車両が並ぶ広大なヤードが続く(Google Earthをもとに作成)

黄色い線で囲んだ場所が、Xに投稿された写真と照合した冠水区画です。

その北側を見ると、はるか奥まで大量の車が並ぶ、
非常に大きな車両ヤードが続いています。

つまり今回確認されたのは、
USS東京の巨大な車両ヤード全体が水没したという状況ではなく、
その南側に位置する一区画が広範囲に冠水したものとみられます。

実は2024年にも冠水|現地には「水がたまる恐れ」の注意看板

今回の冠水について過去の投稿を調べると、
USS東京では2024年8月31日にもヤードが冠水した様子がXに投稿されていました。

投稿された動画では、複数の車両が水につかり、
ヤードの広い範囲に水がたまっている様子が確認できます。

2024年8月31日のX投稿:

はち。さん(@xx_ux3xu_xx)のX投稿

さらに注目したいのが、動画に映っている現地の注意看板です。

看板には、
「この場所は、降雨時に水がたまる恐れがあります」
「車両の留置や、駐車をしないで下さい」
という趣旨の注意書きが確認できます。

つまり、この区画については少なくとも2024年8月の時点で、
降雨時に水がたまる可能性がある場所として注意喚起されていた
ことが分かります。

そして今回、国土地理院の標高データを確認したところ、
冠水したヤード内部は約7.3mで、
周辺には約8.0~8.5mの地点がありました。

2024年の冠水状況、現地の注意看板、2026年の冠水、そして標高データは、
この区画が降雨時に水のたまりやすい場所であることと整合しています。

「調整池」とは確認できていません

Xでは、この場所について「調整池みたい」といった投稿も見られますが、
この区画が雨水を意図的にためる調整池などとして設計されていることを示す
公的・公式資料は現時点で確認できていません。

そのため本記事では、冠水実績や標高差と、
施設の正式な用途とは分けて扱います。

なぜこのヤードに水がたまった?標高を調査

Xへの返信では、冠水した区画について
「調整池みたい」といった声もありました。

ただし、SNS上の推測だけでこの場所を「調整池」と判断することはできません。

そこで国土地理院の地図を使い、
冠水した区画の標高を実際に確認しました。

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1方向目|ヤード内部は約7.3m

USS東京の冠水したヤードを横断して確認した標高

冠水した区画を横断するように標高を確認すると、
ヤード内部は約7.3m。

一方、その外側には約8.5mの地点があり、
およそ1m前後の高低差が確認できます。

別方向から測っても内部が低い

USS東京の冠水ヤードを別方向から確認した標高

測定方向による影響を確認するため、
別の方向からも同じ区画を横断してみました。

こちらでもヤード内部は約7.3m、
外側では約8.0mとなりました。

異なる2方向から確認しても、
冠水した区画の内部が周囲より低くなる傾向が確認できます。

冠水写真と標高データは整合

実際にXへ投稿された写真を見ると、
広いヤードの中央部に大量の水がたまり、
大きな池のような状態になっています。

一方で周囲の一部は水面より高くなっている様子も確認できます。

国土地理院の標高データでは、
ヤード内部が約7.3m、周辺には約8.0~8.5mの地点があり、
実際の冠水状況と地形の特徴は整合していると考えられます。

注意

今回確認した標高差だけを根拠に、
「地形が低いため冠水した」と原因を断定することはできません。

実際の冠水には当日の雨量、排水設備の能力、周辺水路の水位など、
複数の要因が影響する可能性があります。

9月21日の野田市では道路冠水も発生

9月21日は、USS東京周辺だけでなく野田市内でも大雨の影響が出ていました。

野田市は同日朝、
昨晩から強い雨が降り続き、
市内で道路冠水が発生していると発表しています。

また、市は大雨警報の発表を受け、
冠水した道路への進入を避けるよう注意を呼びかけていました。

ただし、野田市の発表は市内全体についてのものであり、
USS東京のヤードが冠水した直接の原因を説明したものではありません。

参考:

野田市公式ホームページ

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まとめ|USS東京で冠水したのは南側のヤード

2026年9月21日、千葉県野田市のUSS東京で、
車両ヤードが広範囲に冠水した写真がXに投稿されました。

写真とGoogle Earthを照合すると、
冠水していたのはUSS東京会場の南側に位置するヤードとみられます。

その北側には、多数の中古車が並ぶ巨大な車両ヤードが広がっており、
今回確認された冠水区画とは分けて考える必要があります。

さらに国土地理院の標高データを2方向から確認したところ、
冠水区画内部は約7.3m、
周辺には約8.0~8.5mの地点があり、
ヤード内部が周囲より低くなる傾向を確認できました。

実際の冠水写真でも広い区画に水がたまっており、
この地形的な特徴とは整合しています。

ただし、標高差だけで今回の冠水原因を断定することはできません。
USSや行政などから冠水原因や被害状況について新たな発表が確認された場合は追記します。

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