【9月9日 追記】本多灯被告に拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決
2026年9月9日、東京地裁立川支部は、危険運転致傷の罪に問われた競泳の東京五輪銀メダリスト・本多灯被告に対し、拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
事故直前には一時時速130kmに達していたことや、前を走るスポーツカーに「負けたくない」という対抗心から速度を上げた経緯も法廷で明らかになっています。
この記事では、事故が起きた東京都多摩市愛宕4丁目の道路について、報道映像や地図をもとに位置関係を確認します。
2021年東京オリンピックの競泳男子200mバタフライで銀メダルを獲得した本多灯被告が、危険運転致傷の罪に問われていた事件で、2026年9月9日に判決が言い渡されました。
事故が起きたのは2025年11月21日の朝です。
報道によると、本多被告は東京都多摩市愛宕4丁目の制限速度30km/hの道路を高速度で走行し、カーブを曲がりきれず対向車線にはみ出して、60代男性が運転する車と衝突しました。
2026年8月25日に東京地裁立川支部で開かれた初公判で本多被告は起訴内容を認め、検察側は拘禁刑1年を求刑。
そして9月9日、裁判所は拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
法廷では、事故直前に一時時速130kmまで速度を上げていたことや、前を走っていたスポーツカーに対する「負けたくない」という気持ちがあったことも明らかになっています。
では、事故が起きた「多摩市愛宕4丁目の道路」とは、具体的にどのあたりなのでしょうか。
報道映像と周辺の地図を照らし合わせながら、事故現場となった道路の位置を確認します。
【発表】東京五輪水泳メダリスト・本多灯が「危険運転致傷」で起訴 大会辞退も
— ライブドアニュース (@livedoornews)
August 7, 2026
本多灯被告の事故は東京都多摩市愛宕4丁目で発生
事故が発生した場所について、報道では「東京都多摩市愛宕4丁目」とされています。
事故は2025年11月21日午前8時25分ごろに発生しました。
起訴状などによると、本多被告は制限速度30km/hの道路を時速88~108kmで走行し、カーブを曲がりきれずに対向車線にはみ出して対向車と衝突したとされています。
対向車を運転していた60代男性は、胸骨骨折などのけがを負いました。
まず、多摩市が東京都内のどこに位置するのかを広域地図で確認します。

多摩市は東京都の南西部に位置し、八王子市や町田市、稲城市などに接しています。
今回、事故現場として報じられている愛宕4丁目は、多摩市の中でも多摩センター駅に比較的近い地域です。
事故現場となった道路は多摩センター駅の北東側
報道映像と周辺の道路、建物などを照らし合わせると、事故現場となった道路は多摩センター駅から北東方向にある愛宕4丁目の道路であることが確認できます。
位置関係を衛星写真で見ると次のようになります。

画像の黄色い線で示した道路が、報道映像などから確認できる事故現場となった道路です。
南西側には多摩都市モノレールの多摩センター駅、その近くには京王線・小田急線の多摩センター駅があります。
ニュースで「多摩市愛宕4丁目」と聞くだけでは場所をイメージしにくいですが、実際には多摩センター駅からそれほど離れていない住宅地で事故が起きていたことが分かります。
Googleマップで事故現場となった道路を確認
事故現場となった道路周辺をGoogleマップでも確認します。
※Googleマップは事故現場となった道路の位置を確認するため、該当道路上のカーブ付近を表示しています。正面衝突が起きた具体的な地点を示すものではありません。
この道路には複数のカーブがあります。
報道では、本多被告がカーブを曲がりきれず、対向車線にはみ出したとされています。
ただし、公開されている報道ではどのカーブで正面衝突したのかという具体的な地点までは明らかにされていません。
そのため、この記事では事故現場となった道路までを示し、特定のカーブを「衝突地点」と断定することは避けています。
なお、TBS NEWS DIGでは事故現場の道路を実際に走行した映像が公開されており、道路のカーブやガードレール、周辺環境などを確認することができます。
事故直前には130km/h カーブでは88~108km/hで走行
今回の事故で大きく注目されたのが、本多被告が走行していた速度です。
起訴状などによると、本多被告は事故につながったカーブを時速88~108kmで走行していたとされています。
道路の制限速度は30km/hでした。
さらに初公判では、事故前の直線部分で速度計に「130km/h」と表示されているのを見たという趣旨の供述も明らかになりました。
ここで注意したいのは、「130km/hで対向車に衝突した」と報じられているわけではないという点です。
事故に至る流れを整理すると、
事故までの速度と経緯
前を走るスポーツカーが速度を上げる
↓
本多被告も追いかけるように加速
↓
事故前には一時時速130kmまで上昇
↓
速度が出すぎていることに気付きブレーキ
↓
カーブを時速88~108kmで走行
↓
曲がりきれず対向車線にはみ出して衝突
という状況だったとされています。
なぜ130km/hまで加速?「負けたくない」と対抗心
9月9日に報じられた法廷での詳しいやり取りでは、本多被告がなぜ高速度で走行したのかについても明らかになっています。
本多被告は通勤のため車を運転していたところ、前を走るスポーツカーが速度を上げたため、距離を離されたくないと考えて自分も速度を上げたとされています。
本多被告はもともとスポーツカーが好きだったといい、調書では「負けたくないという対抗心が燃えた」という趣旨の説明もしていました。
また当時は試合を控えて練習に励んでいたものの、競技面で思うような結果が出ていなかったことも法廷で明らかになっています。
本多被告は事故当時について、冷静な判断ができず、速度に気付いてブレーキをかけたものの、カーブでハンドル操作がうまくできなかったという趣旨の説明をしています。
事故現場の道路は普段から利用していた道だった
初公判では、本多被告がこの道路を水泳の練習などに向かう際、日常的に利用していたことも明らかになりました。
つまり、初めて走行した道路でカーブを認識できなかったという状況ではなく、普段から利用していた道路だったことになります。
法廷では裁判官から、今回の危険運転致傷罪は単なる不注意ではないことや、高速度で走ることの危険性についても厳しく問われました。
本多被告は、自身の行為の重大さを認識し、深く反省しているという趣旨の説明をしています。
被害者には保険とは別に150万円を支払い
事故後の本多被告の対応についても、裁判で詳しい状況が明らかになっています。
事故直後には警察や救急へ通報。
その後も被害者に電話で謝罪し、保険会社を通じた賠償とは別に、被害者に対して150万円を支払ったと報じられています。
また、同居する交際相手が「二度と運転をさせない」ことを誓約する書面も提出されたとされています。
被害者側は、本多被告がまだ若く、今後もスポーツ選手として頑張ってほしいとして、強い処罰を望んでいないとの意向を示していました。
本多灯被告に拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決
2026年9月9日、東京地裁立川支部は本多灯被告に対し、拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
検察側は初公判で、今回の運転について危険かつ無謀で悪質だとして拘禁刑1年を求刑していました。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
本多被告が事故後に謝罪や被害弁償を行っていること、被害者が強い処罰を望んでいないことなども裁判で示されています。
判決では実刑とはならず、3年間の執行猶予が付けられました。
国際大会も辞退 競泳選手として今後はどうなる?
本多被告は今回の事故を受け、代表に決まっていた国際大会への出場を辞退しています。
法廷でも、本多被告自身が今回の事件によって競泳の国際大会への出場を辞退したことについて説明しました。
また本多被告は、今後は二度と車を運転せず、反省していくという趣旨の言葉を述べています。
東京オリンピック銀メダリストとして日本競泳界を代表する選手の一人だっただけに、今回の有罪判決を受けて競技活動が今後どのようになるのかについても注目されます。
まとめ|本多灯被告の事故現場は多摩市愛宕4丁目
本多灯被告の危険運転致傷事件について、事故現場となった道路や事故当時の状況、判決について確認しました。
事故が起きたのは東京都多摩市愛宕4丁目です。
報道映像と周辺の地図を照らし合わせると、多摩センター駅の北東側に位置する道路が事故現場となった道路であることが確認できます。
一方、報道では正面衝突した具体的なカーブまでは公表されていないため、この記事でも衝突地点そのものの断定はしていません。
事故当時、本多被告は制限速度30km/hの道路でカーブを時速88~108kmで走行していたとされ、事故前には一時時速130kmまで速度を上げていました。
前を走っていたスポーツカーに対して「負けたくない」という対抗心から速度を上げた経緯も法廷で明らかになっています。
2026年9月9日、東京地裁立川支部は本多被告に拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。




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