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北海道浦河町の道路崩落はどこ?野深トンネル出口の場所・通行止め区間を地図で確認

北海道浦河町の道路崩落はどこ?野深トンネル出口の場所・通行止め区間を地図で確認 ニュースな場所

この記事の結論

北海道浦河町で道路が崩れた場所は、北海道道746号・高見西舎線の野深トンネル北西側です。

報道では、野深トンネルから北西方向へ約100m進んだ地点とされています。映像や道路形状を照合すると、トンネルを出た先で左側が谷になっている区間にあたります。

片側車線が谷側へ流失しており、浦河町野深から上向別までの約5.1kmが通行止めになっています。

2026年9月5日朝、北海道浦河町の山間部を通る道道で、道路の片側車線が崩れているのが見つかりました。

最初に発見した男性は、野深トンネルを抜けた直後、道路に大きな穴が開いていることに気づき、車を停止。

道路緊急ダイヤル「#9910」へ通報し、転落を免れました。

暗い時間帯にトンネルを抜けた直後だったことから、一歩間違えば車ごと谷へ転落する危険な状況でした。

この記事では、

  • 道路が崩れた具体的な場所
  • 野深トンネルとの位置関係
  • 通行止め区間と復旧の見通し
  • 事前に行政から注意喚起があったのか
  • 道道746号・高見西舎線とはどのような道路なのか

を、地図や崩落前のストリートビューを使って確認します。

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北海道浦河町の道路崩落はどこ?広域地図で確認

道路が崩れた場所は、北海道浦河町野深を通る北海道道746号・高見西舎線です。

浦河町中心部から見ると北側の山間部に位置し、住宅や商業施設が集まる市街地からは離れています。

北海道浦河町の道路崩落場所を広域地図で確認

北海道浦河町の市街地と道路崩落場所の位置関係

現場付近を通るのは、国道ではなく北海道道746号高見西舎線です。

報道では、2026年9月5日午前5時40分ごろ、車で通行していた男性が道路の異常を発見したとされています。

現場の位置

・北海道浦河町野深
・北海道道746号高見西舎線
・野深トンネルから北西方向へ約100m
・トンネルを抜けて間もない山間部

崩落地点は野深トンネル北西側約100m

崩落地点は、野深トンネルの北西側出口から約100m進んだ付近です。

ニュース映像の道路形状や周囲の地形と照合すると、以下の地図で示した場所付近と確認できます。

野深トンネル北西側の道路崩落地点

この地点は、道路の両側を山に囲まれた区間です。

一方で、道路の北西方向へ向かって左側は谷になっており、今回も谷側の車線が斜面とともに流された状態となっています。

Google Earthで野深トンネルと崩落地点を確認

Google Earthの3D画像で見ると、野深トンネルが山の下を通り、その北西側に道路が延びていることが分かります。

北海道浦河町の道路崩落地点と野深トンネルの位置をGoogle Earthで確認


野深トンネル北西側の道路崩落地点をGoogle Earthで確認

周辺は比較的なだらかに見える場所もありますが、道路は山の斜面と谷の間を通っています。

崩落地点の西側には斜面が落ち込んでおり、路肩や道路下の盛土が失われると、車線全体が谷側へ崩れる危険がある地形です。

ただし、今回の崩落が降雨、地下水、盛土や排水設備など、何によって発生したのかは現時点で公表されていません。

画像から原因を断定することはできず、今後の現地調査を待つ必要があります。

ドラレコ映像と同じ方向から崩落前の道路を見る

次の画像は、野深トンネルを抜け、崩落地点へ向かう方向を撮影した2024年7月のストリートビューです。

野深トンネルから道路崩落地点へ向かう道をストリートビューで確認

野深トンネルを抜け、道路崩落地点へ向かう方向(2024年7月撮影)

道路左側が谷になっている一方、右側には山の斜面が迫っています。

ニュースで公開されたドライブレコーダー映像でも、トンネルを抜けた車がこの方向へ進み、前方の道路が途切れていることに気づいて停止しました。

ストリートビューの撮影地点から地図で示した崩落地点までの距離は、およそ95mです。

報道された「野深トンネルから北西方向へ約100m」という位置関係とも、ほぼ一致します。

実際のストリートビューでも道路の向きや谷側の状況を確認できます。

運転手はどうやって道路崩落を発見した?

道路の崩落を発見したのは、9月5日午前5時40分ごろに現場を通った男性です。

男性の車のドライブレコーダーには、トンネルを抜けた後、道路前方の異常に気づいて減速し、崩落地点の直前で停止する様子が記録されました。

男性はその後、道路緊急ダイヤル「#9910」へ通報しています。

道路緊急ダイヤル「#9910」とは

道路の穴、路肩の崩壊、落石、倒木、冠水など、道路上の異常を発見した際に通報できる全国共通の緊急ダイヤルです。

今回も発見者からの通報を受け、道路管理者による通行止めが実施されました。

現場は街灯がほとんどない山間部です。

発見された午前5時40分ごろは周囲が十分に明るくなっていない時間帯で、対向車や速度、天候などの条件が少し違えば、停止が間に合わなかった可能性もあります。

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道路はどのくらい崩れた?けが人はなし

現場では片側の車線が崩れ、舗装や道路下の土砂が谷側へ流失しました。

道路に大きな穴が開いたように見えますが、地下空洞による一般的な「道路陥没」とは異なり、今回は土砂崩れに伴う道路崩落・路肩流失と考えるのが適切です。

室蘭建設管理部浦河出張所によると、現時点でけが人の情報はありません。

発見者が転落する前に車を止め、後続車が通行する前に通報したことで、人的被害を防ぐことにつながりました。

崩落地点から谷底までの高低差は約25m

今回、運転手は崩落地点の直前で車を停止し、転落を免れました。

では、もし道路がなくなっていることに気づかず、そのまま進んでいた場合、どのような地形へ転落していたのでしょうか。

国土地理院地図の断面図機能を使い、道路付近から谷底の沢までの地形を確認しました。

浦河町の道路崩落地点から谷底までの標高差を国土地理院地図で確認

道路崩落地点から谷底方向の地形を国土地理院地図の断面図で確認

断面図によると、道路付近の標高は約160m、谷底を流れる沢付近は約135mです。

道路から谷底までの標高差は、およそ25mあります。

また、道路から沢までの水平距離は約80mで、その間には傾斜の大きい斜面が続いています。

転落すれば重大事故につながる地形

標高差約25mを垂直に落下する崖ではありませんが、道路下には急な斜面と樹木があり、その先には沢があります。

車が道路の欠損部分へ進入した場合、崩れた舗装や土砂に衝突した後、斜面を転落する危険がありました。運転手が直前で停止できたことが、人的被害を防いだと考えられます。

なお、国土地理院地図の断面図は地形データから作成したもので、表示される標高や距離には一定の誤差があります。

また、実際に車がどの位置まで転落したかを再現したものではありません。

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通行止め区間は野深から上向別までの5.1km

道路管理者は9月5日午前8時から、道道746号高見西舎線の一部を通行止めにしました。

対象となっているのは、

通行止め区間

北海道浦河町野深―浦河町上向別
延長:約5.1km
開始:2026年9月5日午前8時から

です。

崩落地点では道路そのものが失われているため、土砂を取り除くだけでは通行を再開できません。

斜面や地盤の調査、道路下部の補強、盛土、排水設備、舗装などの工事が必要になる可能性があります。

道路管理者は、復旧までかなりの日数がかかる見通しを示しています。

通行止めの解除時期は発表されていないため、現地を通る予定がある場合は、北海道道路情報などで最新状況を確認してください。

国土交通省や北海道から事前の注意喚起はあった?

結論から言うと、公開されている行政資料を確認した範囲では、今回の崩落地点について事前に個別の通行注意や崩落危険情報が出されていた事実は確認できませんでした。

なお、道道746号高見西舎線は国道ではありません。

道路の管理者は国土交通省ではなく、北海道の室蘭建設管理部浦河出張所です。

国土交通省の道路情報提供システムでは、国道や道道を含む現在の規制情報を確認できますが、今回の規制は道路の異常が通報された後に実施されたものです。

確認できたこと

・野深トンネル付近を名指しした事前の崩落注意情報は確認できない
・道路の異常は通行した男性が発見した
・男性が「#9910」へ通報した後、通行止めが実施された
・崩落原因や前兆の有無は、現時点では発表されていない

「注意喚起がなかった=道路管理に問題があった」とは限りません。

路面の下や斜面内部で徐々に進む変化は、道路上から確認することが難しい場合もあります。原因については、管理者による今後の調査結果を待つ必要があります。

高見西舎線では2026年度に橋梁点検が予定されていた

北海道が公表している2026年度の事業実施一覧には、道道746号高見西舎線に関する事業も掲載されています。

確認できるのは、

  • 道路施設の長寿命化を目的とした橋梁点検
  • 災害に強い道路交通環境の確保を目的とした交差点改良

です。

一方、公開資料上では、今回崩れた野深トンネル北西側を対象とする法面対策や盛土補強工事は確認できませんでした。

橋梁点検や交差点改良の実施場所が今回の崩落地点と同じとは限らず、事業資料だけで道路全体の安全性を判断することもできません。

ただ、路線自体について維持管理や改良事業が進められていたことは確認できます。

近隣には土砂災害への注意喚起があった?

浦河町は、野深・絵笛・向別地区を含む土砂災害ハザードマップを公開しています。

ハザードマップでは、土石流、急傾斜地の崩壊、地滑りなどの危険区域を確認できます。

しかし、これは地域全体の災害リスクを示す資料であり、今回の道路崩落を事前に予告したものではありません。

また、崩落が発見された9月5日午前から昼にかけて、浦河町に大雨警報や土砂災害警報は発表されていませんでした。

警報がなくても山間道路では注意が必要

今回の事例では、発見時に浦河町へ大雨警報などが出ていなくても、道路崩落が確認されました。

ただし、過去の雨や地下水が影響したのか、道路構造や排水設備に原因があったのかは分かっていません。警報が出ていなかったことと、崩落原因を直接結び付けないよう注意が必要です。

道道746号高見西舎線はどんな道路?

北海道道746号高見西舎線は、新ひだか町側と浦河町西舎を結ぶ一般道道です。

供用されている区間の総延長は約28kmで、野深トンネルの長さは約291.5mです。

特徴的なのは、路線の一部に未供用区間が残っていることです。

そのため、国道のように都市間交通を大量に受け持つ幹線道路というより、山間部や農業地域を結ぶ性格が強い路線です。

野深トンネルは2006年8月に開通しており、トンネルの北西側には下り坂とカーブが続きます。

今回崩落したのは、トンネル本体ではなく、トンネルを出てから約100m進んだ道路部分です。

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なぜ道路が崩れた?原因はまだ不明

道路崩落の原因について、9月5日時点で道路管理者から詳しい発表はありません。

一般に山間道路の崩落には、

  • 雨水や地下水による道路下の土砂流出
  • 排水設備周辺への水の集中
  • 盛土内部への水の浸透
  • 谷側斜面の地盤変化
  • 道路施設の経年劣化

など複数の要因が考えられます。

しかし、これらは一般的な例です。

今回の現場にどの要因が当てはまるのかは分かっておらず、「大雨が原因」「老朽化が原因」と現段階で断定することはできません。

復旧工事にかなりの日数を要する見通しであることから、まず道路下や谷側斜面の状態を詳しく調べるものとみられます。

まとめ|浦河町の道路崩落は野深トンネル北西側

今回の道路崩落について、確認できた内容をまとめます。

  • 現場は北海道浦河町野深の道道746号高見西舎線
  • 野深トンネルから北西方向へ約100mの地点
  • 片側車線が谷側へ崩れて流失した
  • 発見者が直前で停止し「#9910」へ通報した
  • けが人は確認されていない
  • 野深―上向別間の約5.1kmが通行止め
  • 復旧にはかなりの日数がかかる見通し
  • 事前に現場を名指しした崩落注意情報は確認できない
  • 詳しい崩落原因は調査中

トンネルを抜けた直後に道路が途切れているという、非常に危険な状況でした。

発見者が早い段階で異常に気づき、道路緊急ダイヤルへ通報したことで、後続車を含む人的被害の防止につながったと考えられます。

今後、崩落原因や復旧方法、通行止め解除時期などが発表された場合は、この記事にも追記します。

参考:HBC北海道放送
国土交通省 道路情報提供システム
浦河町 土砂災害ハザードマップ
北海道 2026年度室蘭建設管理部事業箇所図

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