この記事の要点(2026年10月25日午後の情報)
- 10月25日、和歌山県北部で記録的な大雨となり、JRや和歌山電鐵の運行に大きな影響が出ました。
- 和歌山市では1時間雨量68ミリを観測し、10月の観測史上最大を更新しました。
- 阪和線、和歌山線、きのくに線、紀勢線などで運転見合わせが発生しました。
- 和歌山電鐵貴志川線も一時全線で運休しましたが、午後1時過ぎまでに運転を再開しました。
- 各路線の影響区間と代表駅の場所をGoogleマップで紹介します。
- 線路の流失や駅施設の損壊など、物理的な被害の発生場所は確認できていません。
2026年10月25日(日)、和歌山県北部で非常に激しい雨が降り、鉄道の運行に大きな影響が出ました。
和歌山市では午前10時過ぎまでの1時間に68ミリの雨量を観測し、10月としては観測史上最大を記録しました。
気象庁は午前10時58分、和歌山県北部に「線状降水帯直前予測」を発表。大雨による災害への警戒が呼びかけられました。
この影響で、JR阪和線や和歌山線、きのくに線、紀勢線などで列車の運転見合わせが相次ぎました。
この記事では、運転を見合わせた区間はどこなのか、どの駅が影響区間に含まれるのかを整理し、Googleマップで各路線の位置関係を紹介します。
なお、掲載する地図は運転見合わせ区間を理解するための代表地点です。地図で示した駅や周辺で、実際に線路が冠水・損傷したことを示すものではありません。
和歌山県の大雨で運転を見合わせた鉄道路線は?
10月25日の大雨では、和歌山県内と隣接する大阪府・奈良県の鉄道路線にも影響が広がりました。
| 路線 | 運転見合わせ区間 | 確認された状況 |
| JR阪和線 | 和泉砂川駅~和歌山駅 | 午前9時51分から運転見合わせ |
| JR和歌山線 | 高田駅~和歌山駅 | 午前中から段階的に運転見合わせ区間が拡大 |
| JRきのくに線・紀勢線 | 紀伊田辺駅~和歌山駅方面 | 大雨の影響で運転見合わせ区間が拡大 |
| JR紀勢線 | 和歌山駅~和歌山市駅 | 午前10時01分から運転見合わせ |
| 和歌山電鐵貴志川線 | 和歌山駅~貴志駅(全線) | 午前10時過ぎから運休、午後1時過ぎまでに再開 |
※上記は10月25日午後までに公表された運行情報を整理したものです。運転再開後も遅延や運休が残る場合があります。
JR阪和線|和泉砂川駅~和歌山駅で運転見合わせ
大阪府と和歌山県を結ぶJR阪和線では、大雨の影響で午前9時51分から和泉砂川駅~和歌山駅間の運転を見合わせました。
JR西日本は当初、午後2時ごろの運転再開を見込んでいましたが、その後、午後4時ごろに変更しました。
ただし、これは当時発表された再開見込み時刻であり、実際の再開時刻を示すものではありません。
和泉砂川駅
和泉砂川駅は大阪府泉南市にあるJR阪和線の駅です。今回の運転見合わせ区間の大阪側の端にあたります。
和泉砂川駅から和歌山方面へ向かう阪和線は、大阪府南部から和歌山県北部へと続いています。
今回の運転見合わせは、この府県境をまたぐ区間に及びました。
和歌山駅
和歌山駅は和歌山市美園町に位置し、阪和線・和歌山線・紀勢線などが接続する主要駅です。
複数の路線が乗り入れる和歌山駅では、各方面の運転見合わせが重なり、広い範囲の利用者に影響が及びました。
JR和歌山線|高田駅~和歌山駅で運転見合わせ
奈良県と和歌山県を結ぶJR和歌山線でも、大雨による運転見合わせが発生しました。
JR西日本の発表によると、午前10時01分から粉河駅~和歌山駅間で運転を見合わせ、その後、午前11時には五条駅~和歌山駅間へと対象区間が拡大しました。
和歌山放送は、午後のまとめで高田駅~和歌山駅間に運転見合わせが広がったと伝えています。
また、JR西日本は午後1時ごろから、運転再開に向けた線路点検を開始したと発表しました。
粉河駅
粉河駅は和歌山県紀の川市にあるJR和歌山線の駅です。
今回、最初に運転見合わせが発表された区間の一方の端にあたります。
五条駅
五条駅は奈良県五條市に位置するJR和歌山線の駅です。
運転見合わせ区間が拡大したことで、和歌山県内だけでなく、奈良県側の列車運行にも影響が及びました。
なお、線路点検の実施は確認されていますが、現時点では線路の流失や土砂の流入など、具体的な施設被害の発生地点は確認できていません。
JRきのくに線・紀勢線|紀伊田辺駅~和歌山駅方面で運転見合わせ
和歌山県の海岸部を走るJR紀勢本線(きのくに線)でも、大雨による運転見合わせが発生しました。
午後の報道では、運転見合わせの範囲が紀伊田辺駅~和歌山駅間に広がったとされています。
きのくに線は、和歌山市と県南部を結ぶ重要な鉄道路線です。
御坊駅
御坊駅は和歌山県御坊市にあるJRきのくに線の駅です。
JR西日本の運行情報では、御坊駅~和歌山駅間の運転見合わせが案内されていました。
紀伊田辺駅
紀伊田辺駅は和歌山県田辺市にあるJRきのくに線の主要駅です。
和歌山放送による午後のまとめでは、紀伊田辺駅~和歌山駅間まで運転見合わせが広がったと伝えられています。
紀伊田辺駅と和歌山駅の間には、海岸沿いを走る区間や山地に近い区間があります。
ただし、今回の運転見合わせについて、どの地点の雨量や線路状況が直接の原因となったのかは確認できていません。
JR紀勢線|和歌山駅~和歌山市駅でも運転見合わせ
和歌山駅と和歌山市駅を結ぶJR紀勢線の区間でも、午前10時01分から運転見合わせが発生しました。
この区間は、和歌山市中心部にある2つの主要駅を結んでいます。
和歌山市駅
和歌山市駅は和歌山市東蔵前丁に位置し、南海電鉄とJRが乗り入れる駅です。
和歌山駅と和歌山市駅は別の駅です。
今回の大雨では、この2駅を結ぶJR線も運転を見合わせました。
なお、JR線の運転見合わせ情報をもって、南海電鉄の全路線が運休したという意味にはなりません。
和歌山電鐵貴志川線|全線で一時運休、午後1時過ぎまでに再開
和歌山電鐵貴志川線でも、午前10時過ぎから全線で運転を見合わせました。
貴志川線は、和歌山駅と紀の川市の貴志駅を結ぶ路線です。
和歌山放送によると、午後1時過ぎまでに運転を再開しました。
貴志駅
貴志駅は和歌山県紀の川市貴志川町に位置し、貴志川線の終着駅です。
貴志川線についても、今回の大雨で線路や駅施設に物理的な被害が発生したという情報は、現時点で確認できていません。
鉄道の運転見合わせはなぜ発生した?
大雨の際、鉄道会社は線路周辺の雨量や設備の状況を踏まえ、安全確保のために列車の速度を制限したり、運転を見合わせたりすることがあります。
大雨によって想定される主な危険には、次のようなものがあります。
- 線路周辺への大量の雨水の流入
- 盛土や斜面の崩壊
- 線路への土砂の流入
- 河川増水による橋梁周辺への影響
- 視界不良や設備点検の必要性
ただし、これらは一般的な危険要因であり、今回の各路線で実際に発生した被害を示すものではありません。
今回確認できたのは、大雨に伴う運転見合わせと、一部区間での線路点検です。
和歌山市では1時間68ミリの記録的大雨
10月25日、和歌山県北部では各地で激しい雨が観測されました。
| 観測地点 | 1時間雨量 | 記録 |
| 和歌山市 | 68ミリ | 10月の最大値を更新 |
| 湯浅町 | 68ミリ | 10月の最大値を更新 |
| 有田川町清水 | 46.5ミリ | 10月の最大値を更新 |
また、湯浅町では午後2時前までの3時間に122.5ミリを観測しました。
気象庁は午前10時58分、和歌山県北部に線状降水帯直前予測を発表しました。
これは、線状降水帯が発生する可能性が高まったことを知らせる情報です。実際に線状降水帯が発生したことを確定する情報とは区別する必要があります。
午後には雨のピークが過ぎ、和歌山放送によると、午後3時までに県北部の避難指示と大雨警報はすべて解除されました。
和歌山市では道路冠水も発生|田中町アンダーパスが通行止め
今回の大雨では、鉄道だけでなく道路交通にも影響が出ました。
JARTIC和歌山は10月25日午前10時43分現在の情報として、宮街道の田中町アンダーパスで、冠水のため西進方向が通行止めになったと案内しています。
また、SNSには和歌山駅周辺や国体道路、田中口交差点付近で道路が冠水している様子も投稿されました。
ただし、田中町アンダーパスの正確な冠水位置と、現在の通行止め解除状況については確認できていません。
鉄道の運転見合わせと道路冠水が同じ日に発生したことで、和歌山市周辺の交通に広い範囲で影響が及びました。
10月25日の和歌山県の鉄道被害まとめ
2026年10月25日の和歌山県北部の大雨では、阪和線、和歌山線、きのくに線、紀勢線、和歌山電鐵貴志川線などで運転見合わせが発生しました。
特にJR線では、和歌山県内だけでなく、大阪府や奈良県にまたがる区間まで影響が広がりました。
一方、和歌山電鐵貴志川線は午後1時過ぎまでに運転を再開しています。
今回の運転見合わせについて、現時点では線路の流失や駅施設の損壊など、具体的な物理的被害の発生場所は確認できていません。
運転見合わせの発生区間と実際の被害地点は異なるため、今後、新たな情報が発表された場合には区別して追記します。
鉄道を利用する際は、最新の運行情報を確認してください。



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