2026年8月25日放送のテレビ東京系「世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル」で、世界的シェフのゴードン・ラムゼイ氏が経営難に陥ったアメリカのレストランを24時間で立て直す様子が紹介されました。
番組に登場したのは、アメリカ・ペンシルベニア州アレンタウンにある「The Shanty on 19th(ザ・シャンティ・オン・ナインティーンス)」です。
約8年前に撮影されたエピソードですが、番組終盤ではその後の様子も紹介されました。
この記事では、The Shanty on 19thがアメリカのどこにあるのかをGoogleマップで確認するとともに、ゴードン・ラムゼイ氏による再生企画、その後、そして現在について追っていきます。
この記事の要点
・番組に登場した店は「The Shanty on 19th」
・場所は米ペンシルベニア州アレンタウン
・ニューヨークから西へ約130kmの位置
・再生企画の撮影・改装は2018年秋ごろ
・米FOXでの初回放送は2019年1月9日
・番組では約50万ドルの負債を抱えていると紹介
・一方、オーナーは放送後の取材で「借金も閉店危機もなかった」と番組の描写に反論
・2026年現在も同じ場所で営業が確認できる
衝撃ファイルで再生されたレストランはどこ?
2026年8月25日の「世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル」で紹介されたレストランは、The Shanty on 19thです。
所在地は次の通りです。
613 N 19th St, Allentown, PA 18104, USA
まず、アメリカ全体から位置を確認してみます。

The Shanty on 19thはアメリカ北東部のペンシルベニア州に位置
アメリカ全体で見ると、ニューヨークやフィラデルフィアにも比較的近い北東部に位置していることが分かります。
The Shanty on 19thはニューヨークからどのくらい?
さらに拡大すると、アレンタウンはニューヨークの西側にあります。

The Shanty on 19thとニューヨークの位置関係
アレンタウンはニューヨークから直線距離でおよそ130km西に位置する都市です。
「ニューヨークのすぐ近く」という距離ではありませんが、アメリカ北東部の大都市圏との位置関係を考えると、比較的アクセスしやすい地域にあります。
アレンタウン市内ではどこにある?
The Shanty on 19thは、アレンタウン中心市街地から西側へ進んだWest End Theatre District周辺にあります。

アレンタウン中心部とThe Shanty on 19thの位置関係。黄色丸が店舗
3D表示で見ると、ダウンタウンの建物が集まるエリアから少し離れた場所に店舗があることが分かります。
FOXはこの店を、アレンタウンの劇場地区で長年親しまれてきた「iconic restaurant」と紹介していました。
The Shanty on 19thの店舗をGoogleマップで確認
実際の店舗位置はこちらです。
店名の通り、店舗はN 19th Street(北19番街)沿いにあります。
3Dで見るとかなり大きな店舗
Googleマップの3D表示で店舗を俯瞰すると、その規模感がよく分かります。

Googleマップ3Dで見たThe Shanty on 19th周辺
建物だけでなく、周囲にはまとまった駐車スペースも確認できます。
なお、3D画像だけでは建物全体が店舗専有部分なのか判断できないため、店舗の正確な床面積については本記事では断定していません。
ストリートビューで店舗外観を確認
19th Street側から店舗を見てみます。
番組に登場したレストランが、現在もこの場所に存在していることをGoogleマップやストリートビューから確認できます。
ゴードン・ラムゼイが店を再生したのは2018年
The Shanty on 19thが登場したのは、ゴードン・ラムゼイ氏の番組「Gordon Ramsay’s 24 Hours to Hell and Back」です。
店舗の改装・撮影が行われたのは2018年10月ごろ。その後、アメリカのFOXで2019年1月9日にSeason 2 Episode 2として初放送されました。
つまり、2026年8月25日にテレビ東京で紹介された映像は、再生企画そのものについては約8年前に撮影されたものということになります。
約5500万円は「年間赤字」ではなく約50万ドルの負債
番組では、店が約50万ドル規模の負債を抱えているという深刻な状況が描かれました。
日本円で約5,500万円という数字は、この約50万ドルを当時の為替水準で換算したものとみられます。
したがって、「1年間で5,500万円の赤字が出ていた」という意味ではありません。
注意点
番組では経営危機と約50万ドルの負債が描かれましたが、放送後、オーナーのJoe Tatasciore氏は取材に対し、実際には借金を抱えておらず、閉店の危機でもなかったという趣旨の説明をしています。
リアリティー番組の演出を含む可能性があるため、番組内の描写とオーナー側の説明は分けて見る必要があります。
| 項目 | 番組で描かれた内容 | その後に分かったこと |
|---|---|---|
| 経営状況 | 約50万ドルの負債 | オーナーは「借金・閉店危機ではなかった」と反論 |
| メニュー | 約130品 | ラムゼイ氏が13品に削減 |
| 撮影後 | 13品 | 人気料理を戻し約40品へ |
| 店舗 | 経営危機のレストランとして紹介 | 2026年現在も営業 |
| オーナー | Joe Tatasciore氏 | 2025年の資料でもオーナーとして確認 |
130品もあったメニューを13品へ
再生企画で大きく変更されたポイントの一つが、非常に多かったメニューです。
地元紙Lehigh Valley Pressによると、当時のThe Shanty on 19thには約130品ものメニューがありました。
ゴードン・ラムゼイ氏はこれを一気に13品まで絞り込みました。
ただしオーナーのJoe氏は、13品では少なすぎると考え、撮影終了後に人気メニューの一部を復活させ、最終的には約40品まで戻したと地元紙の取材に答えています。
130品から40品へ。それでも以前と比べれば大幅なスリム化です。
実は年間売上90万ドル超との情報も
The Shanty on 19thは、一時期売却物件として掲載されていたとされ、その際の情報ではGross Revenue(総売上)92万5,000ドルとの数字も伝えられています。
当時の為替水準で考えれば、単純換算で年間1億円前後の売上規模になります。
ただし、この数字は公的な決算資料ではなく、当時の売却物件情報をもとにした二次情報です。そのため参考値として見る必要があります。
店舗の大きさや駐車場の規模を見ると、いわゆる小さな個人経営の飲食店とはかなり印象が異なります。
The Shanty on 19thはその後どうなった?
ゴードン・ラムゼイ氏による改装後、Joe氏は地元紙の取材に対し、企画後には店を見に来る客が増え、ビジネスには概ねプラスだったと振り返っています。
一方で、テレビ番組で描かれた内容については「テレビ向けに作られたもの」という趣旨の発言もしています。
つまり、番組で描かれた経営危機をそのまま事実として受け取るのではなく、実際の経営者側の説明も合わせて見る必要がありそうです。
2026年現在も営業している?
The Shanty on 19thは、2026年現在も同じ場所で営業していることが確認できます。
2018年の再生企画から約8年。
リアリティー番組のレストラン再生企画では、その後閉店してしまう店舗も少なくありませんが、The Shanty on 19thは現在まで営業を続けています。
2025年1月に公開された地元Kiwanis Clubのニュースレターでも、同店でイベントが開催され、Joe Tatasciore氏がオーナーとして紹介されています。
少なくともJoe氏については、再生企画から6年以上が経過した2024年末~2025年初頭にも店舗運営に関わっていたことが確認できます。
一方、2018年当時に番組へ登場したスタッフ全員について、2026年現在も同店に在籍しているかどうかは、公開情報から確認できませんでした。
まとめ
2026年8月25日の「世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル」で紹介されたレストランは、アメリカ・ペンシルベニア州アレンタウンにあるThe Shanty on 19thです。
ゴードン・ラムゼイ氏による再生企画が撮影されたのは2018年秋ごろで、アメリカでは2019年1月9日に放送されました。
番組では約50万ドルの負債、オーナーとスタッフの対立、130品にも及ぶ巨大なメニューなどが問題として描かれ、24時間で店舗を大幅に改装。メニューも13品へと絞り込まれました。
ただし、オーナー自身は後に番組で描かれた「借金」「閉店危機」を否定しており、リアリティー番組としての演出が含まれていた可能性には注意が必要です。
そして何より興味深いのは、再生企画から約8年が経過した2026年現在も店が営業を続けていることです。
Googleマップで現在の店舗を確認すると、19th Street沿いに建つ店舗と広い駐車スペースを今も見ることができます。
約8年前に「24時間のレストラン再生」に挑んだ店は、現在もアレンタウンの街で営業を続けています。



コメント