【9月1日時点】エイジェックは都市対抗初戦を突破エイジェック硬式野球部は8月31日、東京ドームで行われた第97回都市対抗野球大会1回戦で、沖縄電力(浦添市)と対戦しました。
試合は延長10回のタイブレークにもつれ込む接戦となりましたが、エイジェックが8-6で勝利。
代表都市の変更が注目された中、「小山市代表」として2年ぶりの初戦突破を果たしています。
2026年夏、社会人野球のエイジェック硬式野球部をめぐり、少し異例の出来事がありました。
第97回都市対抗野球大会の北関東大会では「小山市・栃木市代表」として本大会への出場権を獲得しましたが、その後、代表都市が「小山市」だけに変更されたのです。
きっかけとなったのは、栃木市が本大会出場に必要な推薦状を発行しなかったことでした。
一方で、エイジェックの野球拠点の一つは栃木市にあります。
しかも、その球場の名前は「エイジェックさくら球場」。
「エイジェックさくら球場はどこにある?」
「なぜ栃木市が代表都市から外れた?」
「小山市と栃木市の両方が代表だったのはなぜ?」
と気になった方もいるのではないでしょうか。
この記事では、エイジェックさくら球場と小山ベースボールビレッジの場所を地図で確認しながら、代表都市変更までの経緯をエイジェック側・栃木市側それぞれの視点から整理します。
後半では、エイジェックさくら球場へのアクセスや試合観戦、東京方面から栃木市へのアクセスについても紹介します。
【この記事の要点】
- エイジェックさくら球場は、栃木県栃木市の大平運動公園内にある
- エイジェック硬式野球部は、栃木市のエイジェックさくら球場と小山市の小山ベースボールビレッジを野球拠点としている
- 都市対抗北関東大会では「小山市・栃木市代表」として本大会出場を決めた
- その後、栃木市が本大会出場に必要な推薦状を発行しないと通知
- 代表都市は「小山市・栃木市」から「小山市」へ変更された
- エイジェック側は「大変残念」とする一方、栃木市側は民間企業との関係のあり方を理由としている
エイジェックさくら球場はどこ?栃木県栃木市にある
エイジェック硬式野球部の練習拠点の一つとなっているエイジェックさくら球場は、栃木県栃木市にあります。
正式には大平運動公園内にある野球場で、所在地は次の通りです。
所在地:栃木県栃木市大平町蔵井1547
施設:大平運動公園野球場
まず関東全体から位置を確認してみます。
東京から見ると北側、栃木県南部に位置しています。
栃木市は宇都宮市より南西側にあり、東京方面からも比較的アクセスしやすい場所です。
エイジェックさくら球場を3D地図で確認
球場を上空から見ると、このようになっています。
大平運動公園の中にあり、周辺にはテニスコートなどのスポーツ施設も整備されています。
さらに球場へ近づいてみます。
グラウンドには「エイジェック」の文字とロゴも確認できます。
もともとは栃木市の大平運動公園野球場で、エイジェックがネーミングライツを取得し、「エイジェックさくら球場」の名称が使われています。
エイジェックさくら球場へのアクセスは?
エイジェックさくら球場は鉄道でも車でもアクセスできます。
最寄りとなる主な駅は、
- JR両毛線「大平下駅」
- 東武日光線「新大平下駅」
の2駅です。
JR両毛線を利用する場合
JRを利用する場合は、両毛線「大平下駅」が最寄り駅の一つです。
球場公式案内では、大平下駅から徒歩約20分とされています。
東武日光線を利用する場合
東武線では「新大平下駅」が最寄りです。
こちらも球場公式案内では、駅から徒歩約20分となっています。
東京・浅草方面から東武日光線を利用して栃木方面へ向かうことができるため、東京都内から鉄道で訪れる選択肢もあります。
車で行く場合
車の場合は東北自動車道を利用できます。
球場の案内では、
- 東北自動車道「栃木IC」から車で約20分
- 東北自動車道「佐野藤岡IC」から車で約20分
とされています。
大平運動公園には駐車場があり、栃木さくらカップの球場案内では北側・南側に無料駐車場が案内されています。
※大会や試合によって駐車場の利用方法が変更される可能性があります。観戦時は主催者やチームの最新案内をご確認ください。
小山市にも拠点「小山ベースボールビレッジ」がある
エイジェックの野球拠点は栃木市だけではありません。
小山市には小山ベースボールビレッジがあります。
所在地は栃木県小山市梁67。
学校施設を活用した野球・スポーツの拠点となっています。
さくら球場と小山ベースボールビレッジは約21km離れている
2つの拠点の位置関係を確認してみましょう。
Googleマップ上では、エイジェックさくら球場と小山ベースボールビレッジは道路距離で約21km、車で36分前後の位置関係です。
つまり、エイジェックは小山市と栃木市の双方に野球活動と関係する拠点を持っていることが分かります。
今回の代表都市変更を理解するうえでも、この2市との地理的な関係は重要です。
なぜ「小山市・栃木市代表」から「小山市代表」になった?
エイジェック硬式野球部は、第97回都市対抗野球北関東大会を「小山市・栃木市代表」として戦い、本大会への出場権を獲得しました。
ところが、本大会出場にあたって栃木市が推薦状を発行しないことをチーム側に通知。
エイジェックは代表都市変更を申請し、日本野球連盟は2026年7月22日、
↓
変更後:小山市
への変更を受理しました。
そのため、現在の都市対抗野球大会では「小山市代表・エイジェック」として出場しています。
エイジェック側は「大変残念」
エイジェック硬式野球部は代表都市変更について公式サイトで説明しています。
チーム側によると、栃木市から本大会出場に必要な推薦状を発行しないとの通知を受けたとのこと。
理由を栃木市に確認したところ、
という趣旨の回答があったとしています。
エイジェック側は、北関東大会を小山市・栃木市代表として戦い、両市の市民から応援を受けて本大会出場を決めたことから、今回の対応を「大変残念」と受け止めています。
一方で、今後もスポーツ振興や青少年育成、地域活性化への取り組みを続けていく考えを示しています。
栃木市側は「一企業が優遇されているように見える」と説明
一方、栃木市側にも考えがあります。
8月22日付の下野新聞では、栃木市長が今回の対応について説明。
市と民間企業との関係について、「市民目線で見て一企業が優遇されているように見える」ことへの懸念などを示しています。
つまり今回の問題は、単純に「野球チームを応援する・応援しない」という話だけではなく、自治体と特定の民間企業がどの程度の距離を保つべきなのかという問題も背景にあるとみられます。
エイジェック側は地域貢献を続けてきたという立場。
栃木市側は行政として民間企業との関係のあり方を見直す立場。
双方で今回の対応に対する受け止め方が異なっているようです。
それでも「エイジェックさくら球場」の名称は身近な存在
興味深いのは、今回の代表都市変更がありながら、栃木市には現在も「エイジェックさくら球場」があることです。
エイジェック硬式野球部はこの球場でオープン戦なども行っています。
2026年8月だけでも、
- 8月13日 白鷗大学戦
- 8月21日 日本製鉄鹿島との都市対抗北関東壮行試合
- 8月27日 ENEOS戦
などがエイジェックさくら球場で行われました。
行政と企業との関係について議論がある一方、球場では実際に野球が行われています。
エイジェックの公式戦・試合情報はどこで分かる?
「せっかくなら実際に試合を見てみたい」という方は、エイジェック硬式野球部の公式サイトで試合情報を確認できます。
▼エイジェック硬式野球部 公式サイト
https://baseball.agekke-group.com/
公式サイトでは、大会情報のほか、オープン戦などの日程も案内されています。
なお、2026年9月1日時点では、第97回都市対抗野球大会に出場中です。
8月31日の1回戦では沖縄電力に8-6で勝利。
次戦は9月2日午前10時から東京ドームで予定されています。
野球をきっかけに現地を訪れてみるのも
今回の代表都市変更については、エイジェック側と栃木市側でそれぞれ異なる考えがあります。
どちらか一方を応援するということではなく、社会人野球に興味を持った方は、公式戦や公開されるオープン戦などを実際に観戦してみるのもよいかもしれません。
エイジェックさくら球場は、東京方面からも日帰り圏内です。
栃木市はどんなところ?東京から約90分で行ける「蔵の街」
今回のニュースで「栃木市」を初めて意識した方もいるかもしれません。
栃木市は栃木県南部に位置し、江戸時代には日光例幣使街道の宿場町、さらに江戸との舟運によって栄えた街です。
現在も市街地には黒塗りの見世蔵や白壁の土蔵などが残り、「蔵の街」として知られています。
街中を流れる巴波川(うずまがわ)周辺の景観も特徴的です。
また、米やイチゴ、ぶどうなど農産物の生産も盛んな地域です。
野球観戦だけで帰るのではなく、栃木市街まで足を延ばして散策してみるのもよさそうです。
東京方面から栃木市へのアクセス
栃木市は東京方面から比較的訪れやすい場所にあります。
東京駅からJRを利用
栃木市観光協会の案内では、
↓ 東北新幹線・約40分
小山駅
↓ JR両毛線・約10分
栃木駅
というルートが紹介されています。
浅草から東武線を利用
東京東部からなら東武線も便利です。
↓ 東武日光線・特急 約70分
栃木駅
乗り換えを抑えて栃木市まで行けるのが特徴です。
エイジェックさくら球場へ向かう場合は、同じ東武日光線の新大平下駅が最寄り駅の一つとなります。
東京方面から車
車の場合は、東京方面から東北自動車道を北上するルートが分かりやすいでしょう。
栃木市周辺には栃木ICのほか、都賀IC、佐野藤岡IC、佐野SAスマートICなどがあり、車でもアクセスしやすい地域です。
エイジェックさくら球場については、栃木ICまたは佐野藤岡ICから車で約20分が目安とされています。
まとめ|2つの野球拠点と代表都市変更
今回のエイジェックをめぐる動きを整理すると、
- 北関東大会では「小山市・栃木市代表」として本大会出場権を獲得
- その後、栃木市が本大会への推薦状を発行しないと通知
- 日本野球連盟が「小山市代表」への変更を受理
- 栃木市には練習拠点の一つであるエイジェックさくら球場がある
- 小山市にも小山ベースボールビレッジがある
- 2つの拠点は道路距離で約21km
- 8月31日の都市対抗1回戦では沖縄電力を8-6で破り、初戦を突破
という流れになります。
エイジェック側と栃木市側では今回の対応に対する見方に違いがあります。
一方で、栃木市に「エイジェックさくら球場」があり、現在も野球の舞台として使われていることも事実です。
今回のニュースをきっかけに社会人野球に興味を持った方は、試合日程を確認して、実際に球場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
また栃木市は、東京方面から鉄道でも車でもアクセスしやすく、蔵の街並みなども残っています。
野球観戦とあわせて栃木市を歩いてみると、ニュースだけでは分からない地域の姿も見えてくるかもしれません。










コメント