この記事の要点(2026年10月16日時点)
- 米サンディエゴで、交差点のど真ん中で男性が別の男性を押さえ込む動画がXで拡散されています。
- 投稿によると、スケートボードを奪われたことが騒動の発端で、相手を殴らずに制圧したとされています。
- 制圧した男性は、コロンビア人の柔術チャンピオン「ニコ」と紹介されていますが、本名や競技実績は確認できていません。
- 映像に写る店舗の看板から、撮影場所は米国サンディエゴのリトルイタリー地区、Princess Pub & Grille前の交差点付近とみられます。
- Googleマップとストリートビューで現場を検証。動画の撮影日時や最初の投稿元については、現在も不明です。
海外のSNSで、男性が別の男性を道路上に押さえ込む動画が話題になっています。
2026年8月1日付のX投稿によると、コロンビア人の「ニコ」という男性が、スケートボードをめぐるトラブルに巻き込まれたとされています。
動画には、上半身裸の男性が相手の腕を押さえ、路上で制圧している様子が映っています。
今回、この動画の撮影場所とみられる交差点をGoogleマップで調べました。また、「ニコ」という柔術選手についても大会記録を調査しました。
話題になっている路上制圧動画
こちらが、2026年8月1日付でXに投稿された動画です。
رجل كولومبي يدعى نيكو كان برفقة زوجته عندما اقترب منه رجل غريب واخذ لوح التزلج الخاص به، تبعه نيكو لاستعادت اللوح بدون شجار الا ان الرجل تحدى نيكو وحاول افتعال الشجار
نيكو حاول جاهدا تجنب الرجل لان نيكو بطل في رياضة الجيتسو ويعلم انه سيفتك بالرجل بسهوله لكنه لا يريد المشاكل، لكن الرجل اصر على المواجهه وحاول سرقة اللوح مرة اخرى وهنا قام نيكو بتثبيته على الارض لمدة طويلة في وسط طريق السيارات واجبره على الاعتذار حتى اعتذر وافلته وجعل منه اضحوكه امام الجميع
كان بإمكان نيكو ابراحه ضربا وهو ما سيفعله اي واحد مكانه لكن نيكو اختار تلقينه درس قاسي ومحرج له بدون ضرب
— Saif (@diol2n)
August 1, 2026
投稿の原文はアラビア語です。以下は、その内容を日本語で要約したものです。
スケートボードをめぐって何が起きた?
投稿者の説明によると、ニコは妻と一緒にいたところ、見知らぬ男性にスケートボードを持ち去られたとされています。
ニコは争わずに取り戻そうとしましたが、相手は挑発を続け、再びボードを奪おうとしたということです。
そこでニコは相手を道路上に押さえ込み、謝罪した後に解放したと説明されています。
動画内には、英語で「警察に来てもらう必要がある」という趣旨の字幕も表示されています。
ただし、スケートボードをめぐる経緯や謝罪の有無は投稿者による説明であり、動画の一場面だけで全ての事実関係を確認できるわけではありません。
動画の撮影場所はどこ?サンディエゴの交差点を検証
動画の背景に注目すると、道路の向こう側に「PRINCESS PUB & GRILLE」という看板が写っています。
この店舗は、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴのリトルイタリー地区にある英国風パブです。
店舗の公式サイトによると、所在地は次のとおりです。
- 店舗名:Princess Pub & Grille
- 住所:1665 India Street, San Diego, CA 92101
- 交差点:India StreetとWest Date Street付近
- 創業:1984年
公式サイト:Princess Pub & Grille
現場周辺のGoogleマップ
この交差点周辺は、飲食店や歩行者が集まるリトルイタリー地区の中心部に位置しています。
ストリートビューで動画の背景を確認
さらに、Googleストリートビューで現場周辺を確認できます。
動画に映る店舗の看板、横断歩道、歩道沿いの設備などが、場所を調べる手掛かりになりました。
こうした位置関係から、動画はPrincess Pub & Grille前の交差点付近で撮影された可能性が高いと考えられます。
ただし、撮影者が立っていた正確な位置までは確定していません。
柔術家「ニコ」は何者?大会記録も調査
Xの投稿者は、相手を押さえ込んだ男性について、コロンビア人で柔術のチャンピオンだと説明しています。
そこで、ブラジリアン柔術の大会記録を調べ、「Nico」という名前や、愛称の元になり得る「Nicolás」「Nicolas」などの名前を確認しました。
調査対象には、IBJJFなどの大会記録や、小規模なグラップリング大会の競技データも含めています。
大会記録に「Nico」という名前はある?
柔術の競技記録には、Nicoという名前で登録された選手が実際に存在します。
例えば、競技記録サイトJits.ggには、Nico Suescunという選手が掲載されています。2025年4月のGrappling Industries Salt Lake City大会では、ノーギ部門で優勝した記録があります。
また、サンディエゴの大会を含め、NicoやNikoなどの名前で登録されている選手もいます。
ただし、こうした選手と今回の動画の男性を結びつける資料は確認できませんでした。
柔術の大会には世界選手権から地域大会までさまざまな規模があり、「チャンピオン」という表現だけでは、どの大会で優勝したのか判断できません。
現時点では、動画のニコの本名、所属ジム、帯の色、大会優勝歴は不明です。
動画はいつ撮影された?警察の対応は?
今回紹介したX投稿には、2026年8月1日という日付が表示されています。
しかし、これは投稿の日付であり、実際の撮影日を示すものではありません。
また、このアラビア語の投稿が動画の最初の公開元だったかどうかも確認できていません。
警察への通報や当事者の逮捕、負傷者の有無についても、裏付けとなる公的情報は確認できていないため、現段階では不明です。
まとめ|撮影場所は絞れたものの、ニコの経歴は未確認
今回の動画では、男性が別の男性を道路上で押さえ込む様子が確認できます。
背景の店舗看板などから、撮影場所は米国サンディエゴのリトルイタリー地区、Princess Pub & Grille前の交差点付近とみられます。
一方、動画の男性がコロンビア人の柔術チャンピオンであるという説明については、独立した裏付けが得られていません。
撮影場所はかなり絞り込めましたが、人物の経歴や動画の本当の公開元については、引き続き確認が必要です。
※本記事は2026年10月16日時点の公開情報と映像の地理的検証をもとに作成しています。SNS投稿者の説明は、警察などによって確認された事実とは区別して掲載しています。
あわせて読みたい|海外で話題になった事件・動画の撮影場所
Komu-chan Journalでは、海外で話題になった事件や事故についても、現地報道やGoogleマップをもとに場所を調べています。


コメント