沖縄の離島「水納島(みんなじま)」が、透き通った海の映像とともにSNSで注目されています。
Xでは、
沖縄の人に「1番綺麗な海はどこですか?」って聞いたら9割の人が答える「水納島」
と紹介された動画が大きな反響を集めました。
ところが、Googleマップで「水納島」と検索してみると、場所の異なる2つの水納島が見つかります。
沖縄本島の近くにある本部町の水納島と、宮古列島の多良間村に属する水納島です。
この記事では、2つの水納島がそれぞれどこにあるのか、島の特徴・アクセス・料金・宿泊施設などをGoogleマップとストリートビューで詳しく確認します。
水納島はどこ?沖縄県には同じ名前の島が2つある
沖縄県にある2つの水納島は、同じ「水納島」という表記で、いずれも「みんなじま」と読みます。しかし、両島の間にはかなりの距離があります。
| 島 | 所在地 | 主なアクセス |
|---|---|---|
| 本部町の水納島 | 沖縄本島北部・本部半島の沖合 | 渡久地港から高速船で約15分 |
| 多良間村の水納島 | 宮古列島・多良間島の北側 | 定期航路なし・チャーター船など |
今回Xで「透明度がとんでもない」と話題になった映像は、周囲の地形やアクセスの状況から、一般的に観光地として知られている本部町の水納島を指しているとみられます。
本部町の水納島はどこ?
本部町の水納島は、沖縄本島北部にある本部半島の沖合、約3kmの場所に浮かぶ小さな島です。
行政上の所在地は、沖縄県国頭郡本部町字瀬底です。
本部町観光協会によると、島の面積は約0.47平方キロメートル。上空から見ると三日月のような形をしていることから、「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。
本部町・水納島のGoogleマップ
本部町の水納島が「海がきれい」と話題
本部町の水納島を上空から見ると、島の周囲を明るいエメラルドグリーンの海が取り囲んでいることが分かります。
島の西側にある水納ビーチは、白い砂浜と透明度の高い海で知られ、海水浴やシュノーケリング、マリンスポーツを楽しめる場所です。
ただし、「沖縄で一番きれい」という表現は公的なランキングではありません。実際に訪れた人の感想や、SNS上での評価として捉えるのがよいでしょう。
Xで約85万回表示された水納島の映像
沖縄の人に「1番綺麗な海はどこですか?」って聞いたら9割の人が答える「水納島」!
透明度がとんでもないー!!!
— Sleep Deeply@日本一周中 (@SleepdeeplyGG)
投稿を見る
投稿時の画面では約85万回表示され、1万件を超える「いいね」が確認できました。
SNSの反応数は今後も変化するため、上記は確認時点の数字です。
ストリートビューで見る本部町の水納島
水納ビーチ
水納ビーチのストリートビューでは、白い砂浜と浅瀬の透明な海を間近に見ることができます。
水納島灯台付近のビーチ
観光客が集まりやすい水納ビーチだけでなく、島の周囲にはサンゴ礁と砂浜が続いています。
水納港から島を見渡す
本部町の水納島への行き方と船の料金
本部町の水納島へは、本部町にある渡久地港から高速船「ニューウィングみんな」を利用します。
- 渡久地港から水納港まで:約15分
- 大人往復:1,730円
- 大人片道:910円
- 小人往復:880円
- 小人片道:460円
上記は本部町観光協会に掲載されている料金です。運航本数は季節によって異なり、天候や海況によって欠航することもあります。
訪問前には、本部町観光協会の交通案内または水納海運へ最新の運航状況を確認してください。
水納海運:0980-47-5179
本部町の水納島に宿泊施設はある?
本部町の水納島には宿泊施設があります。
本部町観光協会の宿泊施設一覧には、次の施設が掲載されています。
- コーラルリーフイン・ミンナ
- 民宿 大城
コーラルリーフイン・ミンナの電話番号は0980-47-5688です。
日帰り客が帰った後の静かな島で過ごせることは、宿泊する大きな魅力でしょう。ただし、営業日や予約方法、食事の提供状況などは、各施設へ事前に確認することをおすすめします。
もう一つの水納島は多良間村にある
もう一つの水納島は、沖縄本島から大きく離れた宮古列島にあります。
多良間村は、主島である多良間島と、その北側に位置する水納島によって構成されています。

多良間村の水納島は、多良間島から約8km離れた場所にあり、面積は約2.1平方キロメートルです。
本部町の水納島より面積は大きいものの、観光地化はほとんど進んでおらず、定期航路もありません。
多良間村・水納島のGoogleマップ
サンゴ礁に囲まれた多良間村の水納島
多良間村の水納島は島民3人?
Googleマップに寄せられた約1年前の口コミには、「人口3人の島」と記載されていました。
ただし、水納島だけの最新人口を示す公的な統計は確認できず、居住人数は時期によって変わる可能性があります。
そのため「現在も必ず3人が居住している」と断定するのではなく、訪問者の口コミで人口3人と紹介された、極めて人口の少ない島と捉えるのが適切です。
口コミには、港で放し飼いにされたヤギを見かけたという投稿もあり、人の数よりもヤギの姿が目立つ、独特の風景が残されているようです。
多良間村の水納島には売店や自動販売機がない
Googleマップの口コミによると、島には売店や自動販売機がないとされています。
多良間村側の水納島を訪れる場合は、飲料水、食料、日差しを避ける用品などを多良間島で準備しておく必要があります。
特に水分は余裕を持って用意し、持ち込んだごみは必ず持ち帰りましょう。
多良間村の水納島への上陸方法
多良間村の水納島には、観光客が自由に利用できる定期船がありません。
沖縄県の離島観光情報では、多良間島からチャーター船を利用して上陸する方法が案内されています。
Googleマップの口コミでは、投稿者が事前にチャーター船を予約し、料金は1便4万円だったと報告しています。同乗者が増えれば、人数で料金を分けられるとの説明もありました。
ただし、4万円という金額はあくまで投稿者が利用した時点の体験情報です。料金は利用人数、船の運航者、海況、ツアー内容などによって変わる可能性があります。
現在は、多良間島発の水納島・シュノーケリングツアーを扱う事業者も確認できます。
- 定期航路:なし
- 主な上陸方法:チャーター船または事前予約制ツアー
- チャーター船問い合わせ先として掲載されている電話番号:0980-79-2773
- 多良間村ふしゃぬふ観光協会:0980-79-2828
出発地や利用する港も季節・海況によって変わる可能性があるため、必ず事前に運航者または観光協会へ確認してください。
多良間村の水納島に宿泊できる?
Googleマップの口コミには、「日帰りで訪問したが、素泊まりによる宿泊もできるそうです」という情報があります。
また、島内には宿泊用のコテージがあると紹介する観光情報も見られます。
ただし、一般的なホテル予約サイトから常時予約できる施設とは異なり、営業状況や受け入れ条件が分かりにくい状態です。
宿泊を希望する場合は、船の手配と併せて、多良間村ふしゃぬふ観光協会や現地の運航者へ直接確認する必要があります。
多良間村の水納島の魅力
多良間村の水納島には、本部町の水納島とは異なる魅力があります。
- 観光地化されていない静かな島
- サンゴ礁に囲まれた透明度の高い海
- 定期船がなく訪問者が限られている
- テリハボクの防潮林
- かつての集落や学校の跡
- 島内で見られるヤギの姿
- 人工的な施設が少ない離島本来の風景
- 夜間は街明かりの影響を受けにくい環境
便利な観光地ではありませんが、簡単にはたどり着けないからこそ、手つかずに近い自然と静けさが残されています。
2つの水納島の違いを比較
| 比較項目 | 本部町の水納島 | 多良間村の水納島 |
|---|---|---|
| 位置 | 沖縄本島・本部半島沖 | 多良間島の北側 |
| 面積 | 約0.47平方キロメートル | 約2.1平方キロメートル |
| 定期船 | あり | なし |
| 観光施設 | ビーチ・マリンレジャーなど | 非常に少ない |
| 宿泊 | 民宿などあり | 要事前確認 |
| 向いている人 | 海水浴やマリンスポーツを楽しみたい人 | 秘境や手つかずの自然を訪ねたい人 |
まとめ
「水納島はどこ?」と検索すると、沖縄県内に同じ名前の島が2つあることが分かります。
- 本部町の水納島は、沖縄本島の渡久地港から高速船で約15分
- 透明度の高い海と水納ビーチで知られる観光の島
- 多良間村の水納島は、多良間島の北側にある人口の非常に少ない島
- 多良間村側には定期船がなく、チャーター船やツアーの予約が必要
- 口コミでは島民3人、売店・自動販売機なしと紹介されている
Xで話題になった水納島の美しい海を比較的気軽に訪れたい場合は、沖縄本島北部・本部町の水納島が目的地になります。
一方、定期船のない島へ渡り、観光地化されていない沖縄の原風景を体験したい人には、多良間村の水納島が特別な目的地となりそうです。
どちらもサンゴ礁と美しい海に囲まれていますが、アクセス方法や島内の環境は大きく異なります。予約や運航状況、料金などを事前に確認したうえで訪問してください。
参考資料
美しい海岸をGoogleマップでたどる記事として、目黒蓮さん出演「午後の紅茶」CMのカナダロケ地も紹介しています。キツラノビーチなど、海岸沿いにある3つの撮影場所を詳しく調査しました。
島の自然を生かした観光施設については、淡路島の海岸沿いにあるアクアイグニス淡路島の場所や運営会社もGoogleマップとともに紹介しています。










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