今年4月、江の島電鉄江ノ島駅に軽乗用車が侵入するという事件が発生しました。
横浜市青葉区の渋谷大皇容疑者(27歳)が逮捕されました。
渋谷容疑者は移送のパトカー内で忍者が呪文を唱えるようなポーズをとり、実際にぶつぶつとつぶやいていました。
その為、忍者ポーズ男と異名をとりました。
忍者ポーズ男こと渋谷大皇容疑者がどのように江ノ島駅に侵入したのかを検証しました。
忍者ポーズ男(渋谷大皇容疑者)の車両が侵入した江ノ電江ノ島駅の位置
江の島には3つの駅があります。
- 江ノ島電鉄(江ノ電):江ノ島駅
- 湘南モノレール:湘南江ノ島駅
- 小田急電鉄:片瀬江ノ島駅
赤い丸の場所が江ノ電江ノ島駅です。
江ノ電江ノ島駅と湘南モノレール湘南江ノ島駅はすぐ近くにあります。
少しだけ離れた小田急片瀬江ノ島駅との間にも乗り換え客や観光客の導線があり、歩行者が多く賑わいと江の島独特の都会感があるエリアです。
忍者ポーズ男(渋谷大皇容疑者)の車両が横転した地点
忍者ポーズ男こと渋谷大皇容疑者の運転する軽自動車は、1番線(藤沢方面行き)ホームの駅務室付近で大きくハンドルを切り横転。
反対側2番線より横転した付近を見るとこのような感じです。
江ノ島駅での横転地点です。
特に人が多く集まる改札と改札内踏切手前で横転により侵入がストップしています。
忍者ポーズ男(渋谷大皇容疑者)の車両が江ノ島駅に進入したルート
忍者ポーズ男(渋谷大皇容疑者)はどこから駅構内に侵入して横転したのでしょうか。
渋谷容疑者は、線路に入って130メートルほど走った後、駅の構内で車を横転させたとみられている。
線路に入って130mほど走ったということその地点を確認しましょう。
江ノ電江ノ島駅付近に線路に乗用車が侵入出来るポイントは実質2か所。
改札口前の道路から横転地点までは25m。
90m付近の踏切は人や自転車のみが通過できる幅で車両は線路に侵入することはできません。
(参考までに距離を計測しました)
龍口寺前交差点から侵入すると横転地点まで概ね130mです。
渋谷容疑者はここから侵入して駅構内迄進んだことになります。
龍口寺前交差点は、江ノ電の撮影スポットで江ノ電撮り鉄事件が発生した場所です。
忍者ポーズ男(渋谷大皇容疑者)が車両を横転させなければ?
侵入時間は午後9時。
時間も時間ですし、乗り換え目的の歩行客が多い江ノ島市駅。
横転地点から改札口前の道路まではわずか25m。
もしここまで容疑者が運転する軽自動車がここまで進んでいたら・・・。
渋谷大皇容疑者の精神状態によっては大勢の被害者を生んだ大惨事になっていたのかもしれません。
改札に進むまでに駅構内には構内踏切もあり、故意にハンドルを切ったのは「ここまで進んではいけない」という渋谷大皇容疑者の良心の表れだったのでしょうか。
それと運行している車両との接触がなかったことは不幸中の幸いです。
江ノ電は概ね15分に1本の運行形態。
上下線の列車がそのくらいの間隔で江ノ島駅を発着します。
事件当日は2時間半運転を見合わせました><
忍者ポーズ男こと渋谷大皇容疑者は、身柄拘束直後は「運転操作の誤り」による侵入を認めていましたが、その後一転「事実無根」と容疑を否認しています。
侵入の詳しい動機と併せて、忍者ポーズと呪文の動機にや理由ついても特定が進みましたら追記していきます。
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