メキシコのルチャリブレ(プロレス)の会場に突然現れた1匹の犬が、SNSで話題になっています。
犬はリングの周囲を走り回るだけではありません。場外に降りたレスラーを追いかけたり、まるでテクニコ(善玉)側に加勢するかのような動きを見せたりしながら、レスラーとともに会場を盛り上げました。
このルチャリブレはどこで行われ、犬とともに会場を盛り上げたレスラーは誰だったのでしょうか。さらに気になるのが、「そもそも、この犬は誰の犬なのか?」ということです。
そこで、SNS動画や現地投稿、Googleマップなどを使って調べました。
調査の結果、会場はメキシコ州イスタパルカの「El Cortijo Ixtapaluca」と判明。さらに「LEGADO TV」と選手本人の投稿から、犬が加勢した3人のレスラーの名前も確認できました。
【今回の調査で分かったこと】
- 会場はメキシコ州の「El Cortijo Ixtapaluca」
- 開催日は2026年9月13日とみられる
- 犬が加勢した3選手はCiclón Ramírez Jr.、Radioactivo、Hijo de Dos Caras
- 犬の名前、飼い主、その後については確認できていない
- ルチャリブレに犬が乱入!何があった?
- 話題になったルチャリブレ犬のX動画
- 犬が乱入したルチャリブレの場所はどこ?
- El Cortijo Ixtapalucaはメキシコのどこ?
- El Cortijo IxtapalucaをGoogleマップで確認
- 独自に特定した場所とTikTok・Instagramの情報が一致
- 犬が現れたルチャリブレはいつ開催された?
- 犬とともに会場を盛り上げた3人のレスラーは誰?
- Ciclón Ramírez Jr.とは?青いマスクのレスラー
- Radioactivoとは?蛍光グリーンのレスラー
- Hijo de Dos Carasとは?元WWE・NXT選手
- ルチャリブレを開催した団体はどこ?
- 犬とのやり取りはアドリブだった?
- 乱入した犬は誰の犬?野良犬だった?
- 実は別のルチャリブレにも犬が乱入していた
- 別の動画に登場したのは同じ犬?
- まとめ|会場と3人のレスラーは判明、犬の素性は謎のまま
ルチャリブレに犬が乱入!何があった?
話題になっているのは、メキシコで撮影されたルチャリブレの動画です。
リング周辺に現れた犬は、試合中にもかかわらずレスラーたちの近くを自由に動き回ります。レスラーが場外へ降りると、犬は後を追うように走り出し、会場からは笑い声が上がりました。
レスラー側も犬を強く追い払うことはなく、犬の動きを受け入れながら試合を続けています。最後には複数のレスラーが犬の周囲に集まり、撫でる場面も確認できます。
メキシコの「Luz Noticias」は2026年9月16日、この犬について、テクニコ側を守るような動きを見せたとして紹介しました。
話題になったルチャリブレ犬のX動画
動画を見ると、犬がリングの近くを歩くだけではなく、レスラーの動きに反応して会場内を走り回っていることが分かります。
犬が乱入したルチャリブレの場所はどこ?
現地報道では、動画が撮影された具体的な場所は明らかにされていませんでした。
そこで映像の背景を確認すると、リング周辺に「Cinemex」「Rebel Wings」などの店舗が写っています。広場の形状、建物の配置、樹木、階段状のスペースをGoogleマップや現地画像と照合しました。
その結果、映像の背景と一致したのが、メキシコ州イスタパルカにある商業施設「El Cortijo Ixtapaluca(エル・コルティホ・イスタパルカ)」です。
El Cortijo Ixtapalucaはメキシコのどこ?

イスタパルカはメキシコシティの東側に位置しています。

El Cortijo Ixtapalucaは、映画館のCinemexや飲食店などが入る商業施設です。今回のルチャリブレは、施設内の屋外広場で行われました。
El Cortijo IxtapalucaをGoogleマップで確認
動画に写る店舗や建物、広場の形状は、El Cortijo Ixtapalucaの中央広場周辺と一致します。
独自に特定した場所とTikTok・Instagramの情報が一致
今回の調査では、最初から撮影場所が分かっていたわけではありません。動画に写る店舗や建物、広場の形を一つずつ確認し、El Cortijo Ixtapalucaにたどり着きました。
その後、同じ場面を長く収録したTikTok動画を確認すると、投稿には「Cortijo Ixtapaluca・Ixtapaluca」という位置情報が付けられていました。
さらに、LEGADO TVのInstagram投稿でも、会場として「@elcortijoixtapaluca」が示されています。
つまり、映像から独自に調べた場所と、後から確認したTikTokの位置情報、現地Instagram投稿の3つが一致したことになります。
犬が現れたルチャリブレはいつ開催された?
El Cortijo Ixtapalucaのイベント情報では、2026年9月13日(日)午後3時からルチャリブレが告知されていました。
LEGADO TVの投稿には、犬が「この日、El Cortijo Ixtapalucaに現れた」という趣旨の説明があり、その直後から動画が拡散しています。
会場、イベント告知、現地投稿、動画公開の時系列が一致することから、映像は2026年9月13日のイベントを撮影したものとみられます。
犬とともに会場を盛り上げた3人のレスラーは誰?
当初は、映像だけを根拠にレスラー名を断定することを避けていました。
その後、LEGADO TVとRadioactivo本人のInstagramに、同じ犬、同じリング、同じ3人のレスラーが写った共同投稿が掲載されていることを確認しました。
投稿本文には、犬が次の3人を助けるためにEl Cortijo Ixtapalucaへ現れた、という趣旨の説明があります。
- Ciclón Ramírez Jr.(シクロン・ラミレス・ジュニア)
- Radioactivo(ラディオアクティーボ)
- Hijo de Dos Caras(イホ・デ・ドス・カラス)

| 位置 | レスラー名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 左 | Hijo de Dos Caras | 赤・白・黒系の左右対称マスク |
| 中央 | Radioactivo | 蛍光グリーンのマスクとコスチューム |
| 右 | Ciclón Ramírez Jr. | 青・水色の渦巻き模様 |
投稿本文のアカウント表記と、それぞれが普段使用するマスクやコスチュームを照合すると、3人の対応関係も一致します。
なお、これは「犬の登場した試合に関わった3人」が判明したという意味です。犬が特定の1人だけに加勢していたと断定するものではありません。
Ciclón Ramírez Jr.とは?青いマスクのレスラー
Ciclón Ramírez Jr.は、写真右側に写る青と水色のマスクのレスラーです。
1990年生まれ、メキシコシティ出身とされ、父親はメキシコの名レスラーCiclón Ramírezです。
父のCiclón Ramírezは、CMLL世界ウェルター級王座やメキシコ・ナショナル・ウェルター級王座などを獲得。CMLLやIWRG、メキシコのインディー団体で活躍しました。
Ciclón Ramírez Jr.は父から指導を受け、リングネームとマスクの系譜を継承しています。現在は特定団体の専属というより、複数の独立興行に出場するフリーランスとして活動しているとみられます。
Radioactivoとは?蛍光グリーンのレスラー
写真中央に立つ蛍光グリーンの選手がRadioactivoです。
Radioactivoは、もともと「Flayer Boy」の名前で活動していました。2021年に現在のキャラクターへ変更し、メキシコシティを拠点とするプロレス団体「Big Lucha」にも参戦しています。
本人のInstagramにも「Big Lucha時代」とする投稿があります。ただし、現在もBig Luchaの専属選手であることを示す情報は確認できないため、本記事では「参戦歴がある」としています。
今回の犬の写真と動画は、Radioactivo本人のInstagramでもLEGADO TVとの共同投稿として公開されました。
Hijo de Dos Carasとは?元WWE・NXT選手
写真左側の赤・白・黒系マスクの選手がHijo de Dos Carasです。
本名はGuillermo Rodríguez Chucuan。メキシコを代表する覆面レスラー一家の出身です。
- 父:Dos Caras
- 兄:Alberto Del Rio(Alberto El Patrón)
- 叔父:Mil Máscaras
- 叔父:Sicodélico
2012年にはWWEと契約し、傘下ブランドNXTで「Memo Montenegro」として試合に出場。Big E LangstonやXavier Woodsとも対戦しました。
メキシコ帰国後はHijo de Dos Carasとして活動し、IWRGインターコンチネンタル・ヘビー級王座、IWRG Rey del Ring王座、IWRG Junior de Juniors王座などを獲得しています。
現在はRobles Promotionsをはじめ、IWRGや各地の独立興行に参戦しています。ただし、一団体との専属契約は確認できないため、「所属」ではなく「主な参戦先」とするのが適切です。
ルチャリブレを開催した団体はどこ?
映像には通信会社Telcelのロゴや、プロレス情報を発信する「LEGADO TV」の表示があります。
しかし、Telcelのロゴはリング周辺のスポンサー表示であり、LEGADO TVも映像を制作・発信したメディアとみられます。いずれも主催プロレス団体そのものを示すとは限りません。
また、3人のレスラーはそれぞれ複数団体・独立興行に参戦しています。
レスラー3人の名前は判明しましたが、特定の団体名を映像だけで結び付けることは避けます。
犬とのやり取りはアドリブだった?
動画を見ると、犬の動きに合わせてレスラーが走ったり、近づいたりする場面があります。
あまりにも自然に試合の一部になっているため、「これはアドリブだったの?」と気になるところです。
LEGADO TVの投稿は「犬がこの日、会場に現れた」という趣旨で紹介していますが、犬の登場が事前に予定された演出だったのか、偶然だったのかまでは説明していません。
映像からは、突然現れた犬にレスラーたちが即興的に対応しているようにも見えます。しかし、主催者や選手による明確な説明は確認できていないため、実際にアドリブだったのかは不明です。
乱入した犬は誰の犬?野良犬だった?
最後まで分からなかった最大の謎が、「この犬はいったい誰の犬なのか?」ということです。
LEGADO TVの投稿本文では、この犬を「El perrito luchador(小さなプロレス犬)」と表現しています。しかし、正式な名前や飼い主は記載されていません。
コメント欄には、
- 「この子を引き取って」
- 「スター選手にしてあげて」
- 「名前とマスクを用意してあげて」
- 「どんな名前を付けるの?」
といった反応が寄せられていました。
「Firulucha」「Dog Cena」などの表現もありますが、いずれも犬とプロレスを組み合わせた冗談や愛称とみられ、正式な名前ではありません。
会場は屋外型商業施設の広場です。飼い犬が何らかの理由でリング周辺へ入った可能性も、周辺にいた犬だった可能性もあります。
コメントに「引き取って」という声があることだけを根拠に、野良犬だったと断定することはできません。
実は別のルチャリブレにも犬が乱入していた
今回の調査中、別のルチャリブレでも犬がリング周辺に入り込み、レスラーと一緒に会場を盛り上げる動画が見つかりました。
こちらは「La Lista Deportes」が投稿した別の動画です。
一見すると今回の犬とよく似た出来事ですが、背景に写る「PLAZA CÍVICA SAN LORENZO」という表示や建物の形状を照合すると、会場はメキシコ州コアカルコの「Plaza Cívica San Lorenzo Tetlixtac」と一致します。
つまり、少なくとも2つの動画は別の会場で撮影されたものです。
別の動画に登場したのは同じ犬?
2本の動画を比較すると、毛色など似て見える部分があります。
しかし、映像だけから犬の個体を特定することは困難です。撮影場所が異なることは確認できましたが、同じ犬なのか、別の犬なのかは分かっていません。
まとめ|会場と3人のレスラーは判明、犬の素性は謎のまま
今回は、SNSで話題になった「ルチャリブレに現れた犬」について調べました。
現地報道では具体的な撮影場所が明らかにされていませんでしたが、映像に写る店舗、建物、広場の形状を照合した結果、会場はメキシコ州イスタパルカの「El Cortijo Ixtapaluca」と一致しました。
その後、TikTokの位置情報とLEGADO TVのInstagram投稿でも同じ会場名を確認できました。
また、LEGADO TVとRadioactivo本人の共同投稿から、犬が加勢した3人は次のレスラーと判明しました。
- Ciclón Ramírez Jr.
- Radioactivo
- Hijo de Dos Caras
一方で、
- 主催したプロレス団体・プロモーター
- 犬の名前と飼い主
- 飼い犬だったのか、野良犬だったのか
- 登場が偶然だったのか、演出だったのか
- 犬がその後どうなったのか
については、確認できる情報がありませんでした。
当初は会場だけが有力候補として浮かんでいましたが、その後の調査によって開催場所とレスラー3人まで確認できました。
犬の名前やその後について新たな情報が確認できれば、この記事に追記します。



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