2026年9月19日、東京都八王子市にある警視庁八王子警察署「大和田交番」で、10代の男性巡査が倒れているのが見つかりました。
男性巡査は意識不明の重体で、警視庁は勤務中に拳銃で自殺を図ったとみて、詳しい状況や経緯を調べています。
今回、現場となった「大和田交番」とは八王子市のどこにあるのでしょうか。
調べてみると、大和田交番には「大和田町」という明確な受持区があり、さらに警視庁の大和田交番の公式ページには、1995年にその受持区内で発生した「スーパー強盗殺人事件」についても記載されていました。
大和田交番の場所と担当する地域をGoogleマップで確認するとともに、この地域との関係について調べました。
この記事の要点
・10代の男性巡査が倒れていたのは八王子警察署「大和田交番」
・大和田交番は八王子市大和田町5丁目にある
・警視庁が公表する受持区は「八王子市の内 大和田町」
・Googleマップで大和田町の範囲を確認すると1~7丁目まで広がっている
・受持区内には1995年のスーパーナンペイ大和田店事件の現場もある
・警視庁は現在も同事件の捜査を継続している
八王子署・大和田交番で10代男性巡査が倒れ重体
報道によると、2026年9月19日午後4時ごろ、警視庁八王子警察署の大和田交番で、地域課に所属する10代の男性巡査が倒れているのが見つかりました。
男性巡査は病院へ搬送されましたが、意識不明の重体と報じられています。
テレビ朝日の報道によると、同じ交番で勤務していた同僚が発砲音を聞き、確認したところ男性巡査が倒れていたということです。
近くには男性巡査に貸与されていた拳銃があり、警視庁は男性巡査が自殺を図ったとみて、詳しい状況や経緯を調べています。
この記事では、今回の事案の原因や男性巡査の個人的な事情を推測することはせず、報道で明らかになっている「大和田交番」の場所や受持区を中心に調査しています。
また、本文で紹介する1995年の事件と今回の事案との間に関連があることを示す情報はありません。大和田交番が受け持つ地域の情報として紹介しています。
八王子警察署「大和田交番」はどこ?
大和田交番の所在地は、警視庁によると東京都八王子市大和田町5丁目5番10号です。
所在地:東京都八王子市大和田町5丁目5番10号
所属:警視庁八王子警察署
受持区:八王子市大和田町
地図を見ると、大和田交番はJR八王子駅の北東側、浅川を渡った甲州街道(国道20号)沿いに位置しています。
警視庁も大和田交番について、浅川の北詰に位置し、甲州街道沿いに開設されていることから、「交通の要衝として重要な役割」を担っていると紹介しています。
大和田交番はどこまで担当?「受持区」を調べてみた
交番は単にその場所に建っているだけではなく、それぞれ日常的に警察活動を行う「受持区」があります。
警視庁の公式ページで大和田交番を確認すると、受持区は非常に明確です。
大和田交番の受持区
八王子市の内
「大和田町」
つまり、大和田交番が日常的に受け持つ地域は八王子市大和田町です。
そこでGoogleマップで「大和田町」を検索し、表示される町域の境界を地図上で確認してみました。

Googleマップに表示される八王子市大和田町の町域境界を赤線でなぞったもの。赤丸が大和田交番、青丸がJR八王子駅周辺
大和田町は1丁目から7丁目まであり、浅川の北側を中心に東西に広がっています。
上の赤線は警視庁が公開した「交番の境界線」ではなく、Googleマップに表示される大和田町の町域境界を太い赤線でなぞったものです。
警視庁が大和田交番の受持区を「大和田町」としていることから、その地域的な広がりを分かりやすくするために作成しました。
大和田交番の受持区には「スーパーナンペイ事件」の現場も
大和田交番について警視庁の公式ページを確認していると、もう一つ目を引く記載があります。
警視庁は大和田交番について、1995年に「同交番の受持区で発生し、女性3名が犠牲となったスーパー強盗殺人事件」について、現在も犯人逮捕に向けて捜査を続けていると紹介しています。
これは、現在も未解決となっている「大和田町スーパー事務所内けん銃使用強盗殺人事件」、いわゆるスーパーナンペイ事件です。
事件が発生したのは1995年7月30日午後9時15分ごろ。
現場は八王子市大和田町4丁目26番1号にあった「スーパーナンペイ大和田店」の2階事務所でした。
警視庁によると、店内にいた女性従業員3人が犠牲となり、31年が経過した2026年現在も犯人は逮捕されていません。
大和田交番の受持区とナンペイ大和田店跡地の位置関係も地図で確認しました。

赤線はGoogleマップに表示される八王子市大和田町の町域。赤丸が大和田交番、黄色四角がスーパーナンペイ大和田店跡地
地図で確認すると、旧スーパーナンペイ大和田店があった場所も、大和田交番が受け持つ大和田町の区域内に位置していることが分かります。
なお、今回の男性巡査の事案と1995年のスーパーナンペイ事件に何らかの関連があることを示す情報はありません。
ここではあくまで、警視庁自身が大和田交番の公式ページで紹介している「受持区内で発生した事件」として、その位置関係を確認しています。
スーパーナンペイ事件は2026年現在も捜査が続いている
スーパーナンペイ事件については、現在も警視庁が専用ページを設け、情報提供を呼びかけています。
警視庁は2026年7月30日にページを更新し、事件当時の現場付近を再現した3Dイメージ動画も新たに掲載しました。
また、警察庁の「捜査特別報奨金制度」の対象事件となっており、2026年7月30日から2027年7月29日までの期間で情報提供を求めています。
警察庁による公的な捜査特別報奨金は上限300万円で、別途、民間の協力団体による上限300万円の懸賞金も設定されています。
事件から31年が経過した現在も、八王子警察署に特別捜査本部が置かれ、捜査が続いています。
大和田交番の場所と担当区域を調べて分かったこと
今回、10代の男性巡査が倒れているのが見つかった八王子警察署・大和田交番について、場所だけでなく受持区まで調べました。
大和田交番は八王子市大和田町5丁目の甲州街道沿いにあり、警視庁が公表している受持区は「八王子市の内 大和田町」です。
Googleマップで大和田町の町域を確認すると、大和田交番を含めて浅川北側を中心に広い範囲に及んでいることが分かります。
また、警視庁の大和田交番公式ページには、同交番の受持区で1995年に発生したスーパー強盗殺人事件についても記載されています。
その現場となったスーパーナンペイ大和田店跡地も、地図で確認すると同じ大和田町の区域内です。
もちろん、この過去の事件と今回の事案を結び付ける情報はありません。
男性巡査が倒れるに至った詳しい経緯については警視庁が調べており、今後新たな事実が公表された場合は確認のうえ追記します。




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