2026年8月5日から放映が始まった、JCBの新CM「買いものって、メッセージだ。」シリーズ第2弾。
川口春奈さんが出演する「友だちと花火と」篇では、地元へ戻った川口さんが夕方のコンビニに立ち寄り、友人たちと楽しむための花火を購入します。
このコンビニはどこにあるのでしょうか。
CM映像とGoogleマップを照らし合わせたところ、撮影場所は神奈川県小田原市成田にある「ヤマザキYショップ小田原柏木商店」とみられます。
店舗名や場所はJCBから公式発表されたものではありません。本記事では、店舗外観、窓への映り込み、周辺の建物などをもとに撮影場所を検証します。
川口春奈さん出演「友だちと花火と」篇
CMは、帰省先で友人たちと出かけた川口春奈さんが、コンビニで花火を見つける場面から始まります。
会計を済ませて車へ戻り、後部座席から「花火、買っちゃった。」と切り出す川口さん。友人たちの「最高じゃん!」という反応を受け、その後は夕暮れの海辺で花火を楽しみます。
花火を買うという何気ない行動に、「みんなと過ごす時間を、もう少しだけ」という思いを重ねた物語です。
舞台は架空のコンビニ「デイリーコンビニエンス」
CMの舞台として登場するのは、入口に「D」「Daily Convenience」と書かれた架空のコンビニエンスストアです。
赤と黄色を基調としたライン、頭文字の「D」、店名に使われている「Daily」という言葉。一見すると、デイリーヤマザキを思わせるビジュアルになっています。
ただし、実際の撮影場所として使われたとみられるのは、デイリーヤマザキではありません。
Googleマップで外観や周辺の景色を確認したところ、同じヤマザキ系列でも、小田原市にある「ヤマザキYショップ小田原柏木商店」と特徴が一致しました。
CMでは実在する「Y Yamazaki Shop」の表示を隠し、赤と黄色のラインを生かしながら、「D Daily Convenience」という架空の店舗へ作り替えたと考えられます。
撮影場所は小田原市のヤマザキYショップか
調べた結果、コンビニの撮影場所はヤマザキYショップ小田原柏木商店とみられます。
店舗は小田原市中心部から北東側、小田原市成田の住宅地にあります。
小田原城を黄色い円で囲み、撮影場所とみられる店舗を赤いピンで示しました。
周辺を拡大すると、店舗の近くを水路が通り、その両側に住宅や畑が広がっていることが分かります。
店舗前のストリートビューはこちらです。
最初の手掛かりは「豆大福」のポスター
店名は「デイリーコンビニエンス」に変更されていましたが、実際の店舗につながる手掛かりが完全に消されていたわけではありません。
店内には年季の入ったアイスケースやコーヒーマシンがあり、大型チェーンの新しい店舗というより、以前から地域で営業している個人商店に近い雰囲気です。
映像を細かく確認していると、入口左側の窓に「豆大福」と読めるポスターが映っていました。
ヤマザキショップで使われている「当店自慢の 豆いっぱい 豆大福」のポスターです。架空の店名の向こうに、ヤマザキ系列の店舗であることを示す手掛かりが残っていました。
白いタイル壁から候補店を発見
撮影場所を見つけるきっかけになったのは、入口左側にある白いタイル壁でした。
Googleマップに掲載されたヤマザキYショップ小田原柏木商店の画像を見ると、入口の左側に同じ白いタイル壁があります。
さらに確認すると、次の特徴もCM映像と重なりました。
- 白いタイル壁と入口の位置関係
- 白いアルミ製の引き戸と窓枠
- 入口左側にある豆大福のポスター
- 店舗営業時間や休日を説明する白文字のシール
- ポスターの下に置かれた青い丸型の扇風機
- 店内窓際に置かれた金属製のラック
- 赤と黄色のラインが入ったガラス面
Googleマップのトップ画像は、店舗のシャッターが閉まっている時間帯に撮影されたものでした。
そのため、最初は候補から見落としそうになりましたが、営業中の画像まで確認すると外観の共通点が一気に増えました。
決め手は窓に映り込んだ茶色いマンション
店舗の一致を確信する材料になったのが、CM冒頭の窓に映り込んだ建物です。
川口春奈さんが会計をしている場面では、入口のガラスに茶色いマンションが映っています。
マンションのベランダ壁面には、縦方向に並んだ3本の細いスリットが見えます。
店舗の反対側をGoogleストリートビューで確認すると、同じ色と形をしたマンションが建っていました。
建物の色だけでなく、ベランダの形と3本のスリットまで一致しています。
偶然とは考えにくく、このマンションの映り込みが撮影場所を判断する大きな決め手になりました。
反対側にはガードレールと医療施設
CMで入口の外を見ると、白いガードレールと新緑の木々が確認できます。
一方、2024年3月撮影のストリートビューでは、店舗の反対側に白いガードレールがあり、その奥には医療施設が建っています。
ストリートビューは木々の葉が落ちた3月の風景ですが、CMは新緑の季節以降に撮影されたとみられます。
葉が茂ったことで医療施設や駐車車両の多くが隠れ、CMとストリートビューでは別の場所のように見えていました。
店舗の一方には医療施設、もう一方には茶色いマンションがあります。異なる二方向の風景がCMと一致したことも、この場所を撮影地と判断した理由です。
Googleマップにはなかった店内の様子
Googleマップには店舗内部の写真がほとんどありません。
CMでは、アイスケースやコーヒーマシンのほか、窓際に雑貨や小物が並ぶ様子も映っています。撮影用に整えられた可能性はありますが、大型チェーン店にはない、地域の個人商店らしい温かさを感じさせる店内です。
Googleマップに掲載された過去の店舗写真を見ると、店先にはいくつもの花や鉢植えが並んでいます。
閉店時のシャッターだけを見ていると分かりませんが、営業中の店先からは、地域の利用客を迎える店の雰囲気が伝わってきます。その空気が「地元に戻ると、集まる友だちがいる」というCMの物語にも自然になじんでいました。
コンビニと海辺は別の場所で撮影
JCBの公式発表によると、川口春奈さんの撮影はコンビニから始まり、車内や海辺の場面もそれぞれ撮影されました。
車内では監督から遠隔で指示を受け、花火の場面では海風の中で撮影が行われたと紹介されています。
コンビニと海辺は別の場所で撮影されたとみられますが、Googleマップ/Earthで検証したところ、花火シーンは小田原市の御幸の浜周辺と一致する特徴を確認しました。
コンビニの撮影場所とみられるヤマザキYショップ小田原柏木商店からも比較的近く、どちらも小田原市内で撮影された可能性があります。
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まとめ
川口春奈さんが出演するJCB新CM「買いものって、メッセージだ。『友だちと花火と』篇」。
花火を購入するコンビニの撮影場所は、神奈川県小田原市成田にあるヤマザキYショップ小田原柏木商店とみられます。
最初の手掛かりは豆大福のポスターでした。最後に撮影場所を結びつけたのは、入口左側の白いタイル壁、窓に映った茶色いマンション、反対側の白いガードレールでした。
CMでは実在するヤマザキショップの表示が「D Daily Convenience」に変更されています。新緑と店内の小物によって、地元へ帰ってきた友人たちの物語に合う、どこか懐かしいコンビニとして映し出されていました。
本記事は、公開されているCM映像とGoogleマップの情報をもとに撮影場所を検証したものです。店舗は地域の方々が日常的に利用する営業施設であり、観光施設ではありません。撮影目的での長時間の滞在、店舗や近隣施設への問い合わせ、無断撮影などは控え、営業や近隣の方々の迷惑にならないようご配慮ください。









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