この記事の要約|10月1日の愛荘町工場爆発
- 2026年10月1日午後5時30分ごろ、滋賀県愛荘町の金属リサイクル工場で爆発が発生。
- 現場は日鉄萬金属株式会社・本社第二工場(愛荘町長野1414-1)。
- 廃材の鉄製筒を解体していた50代の男性職員が遺体で発見された。
- ほかの負傷者は確認されておらず、消火活動にも至らなかった。
- 爆発原因や具体的な発生位置については警察が調査中。
※2026年10月1日19時55分の関西テレビの報道をもとに作成。
2026年10月1日夕方、滋賀県愛荘町(あいしょうちょう)にある金属リサイクル工場で、廃材の解体作業中に爆発が発生しました。
関西テレビによると、作業をしていた50代の男性職員が遺体で発見され、警察が爆発の原因を調べています。
事故が起きたのは、愛荘町長野にある「日鉄萬金属株式会社・本社第二工場」です。
この工場は、広大な敷地に大量の金属スクラップを集積し、大型の加工設備を備えたリサイクル施設です。
Google Earthの3D画像でも、屋外ヤードや建屋の配置を立体的に確認することができます。
今回の事故では「廃材の鉄製筒を解体中に爆発した」と報じられていますが、筒の用途や内部の状態、詳しい爆発原因については、まだ明らかになっていません。
この記事では、事故が起きた工場の所在地をGoogleマップで確認するとともに、3D画像から見た施設の構造、工場の設備や加工能力、過去に発生した金属廃材の解体中の爆発事例について整理します。
滋賀県愛荘町のリサイクル工場で爆発|事故の概要
関西テレビの報道によると、事故が発生したのは2026年10月1日午後5時30分ごろです。
滋賀県愛知郡愛荘町長野にある「日鉄萬金属」リサイクルセンター本社第二工場で、廃材の鉄製筒を解体していた際、何らかの理由で爆発が起きました。
その後、作業に当たっていた50代の男性職員が遺体で発見されました。
今回の爆発によるほかの負傷者は確認されておらず、消火活動にも至らなかったと報じられています。
警察は、建物の破損状況などを確認するとともに、爆発の原因を調べています。
事故の発生状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生日 | 2026年10月1日(木) |
| 発生時刻 | 午後5時30分ごろ |
| 発生場所 | 日鉄萬金属・本社第二工場 |
| 所在地 | 滋賀県愛知郡愛荘町長野1414-1 |
| 作業内容 | 廃材の鉄製筒の解体 |
| 人的被害 | 50代の男性職員1人が死亡 |
| その他の負傷者 | 確認されていない |
| 爆発原因 | 警察が調査中 |
出典:FNNプライムオンライン/関西テレビ(2026年10月1日19時55分)
爆発した日鉄萬金属・本社第二工場はどこ?
今回の事故が発生したのは、滋賀県愛知郡愛荘町長野にある日鉄萬金属株式会社の本社第二工場です。
会社公式サイトに記載されている所在地は、次のとおりです。
〒529-1303
滋賀県愛知郡愛荘町長野1414-1
日鉄萬金属株式会社 本社第二工場
愛荘町は滋賀県東部、琵琶湖の東側に位置する町です。
事故現場の周辺は田畑が広がる地域で、工場や事業所、住宅などが点在しています。
Googleマップで事故現場を確認
以下は、日鉄萬金属・本社第二工場のGoogleマップです。
日鉄萬金属・本社第二工場の位置(Googleマップ)
本社工場と本社第二工場は別の施設
ここで一つ注意したいのが、日鉄萬金属には本社工場と本社第二工場が存在することです。
どちらも愛荘町長野にありますが、所在地は異なります。
| 施設名 | 所在地 |
|---|---|
| 本社工場 | 愛荘町長野328-2 |
| 本社第二工場 | 愛荘町長野1414-1 ※今回の事故現場 |
会社公式サイトによると、本社第二工場は本社工場の近隣にあり、両施設は一体となって業務を行っています。
今回、事故が報じられたのは本社第二工場です。
Google Earthの3D画像で本社第二工場の全体像を確認
今回の工場について、Google Earthの3D画像から敷地全体の様子を確認してみました。
上空から斜めに見下ろすと、広い屋外スペースに大量の金属スクラップが集積され、その周囲に大型の建屋が配置されていることが分かります。
広い屋外ヤードと建屋の配置が特徴的

画像からは、主に次のような特徴を読み取ることができます。
- 敷地中央に金属スクラップとみられる廃材が大量に集積されている
- 奥に社名が表示された大型建屋がある
- 右側には細長い独立した建屋が配置されている
- 廃材の山の間には、重機などが移動できる作業スペースが設けられている
- 敷地の周囲には農地が広がっている
こうした屋外の作業・保管スペースは、一般的に「ヤード」と呼ばれます。
本社第二工場は、大型スクラップの加工処理を行う施設であり、産業廃棄物の拠点としても機能しています。
爆発した場所はヤード内だった?
今回の事故は、鉄製筒の解体作業中に発生したと報じられています。
ただし、報道では工場敷地内のどの位置で作業が行われていたのか、具体的な地点までは明らかになっていません。
屋外ヤードで爆発したのか、建屋内で発生したのかについても、現時点では断定できません。
また、Google Earthの3D画像は事故当日の撮影画像ではありません。
掲載画像は、あくまで工場全体の構造や周辺環境を理解するための参考資料です。
日鉄萬金属・本社第二工場はどんな施設?
日鉄萬金属株式会社は、滋賀県を中心に金属リサイクル事業を展開する企業です。
同社の公式サイトによると、本社第二工場は、会社が保有する工場の中でも最大の敷地面積を持つ施設です。
広い敷地を活用し、大型の金属スクラップの加工処理や産業廃棄物の収集拠点として機能しています。
敷地面積は21,500平方メートル
公式サイトに掲載されている施設の概要を整理しました。
| 項目 | 規模・能力 |
|---|---|
| 敷地面積 | 21,500㎡ |
| 建屋面積 | 1,000㎡ |
| 処理能力 | 月間15,000トン |
| ギロチンシャー | 1,600トン・1,000トン(計2基) |
| シュレッダー機 | 50馬力・1基 |
| 天井クレーン | 7.6トン・1基 |
| トラックスケール | 100トン・1基 |
敷地面積21,500平方メートルは、約2.15ヘクタールに相当します。
Google Earthの3D画像で見ると、建屋だけでなく、金属スクラップを集積する屋外スペースが敷地の大きな部分を占めていることが分かります。
なお、処理能力の月間15,000トンは会社が公表している設備能力であり、事故当日の処理量を示す数字ではありません。
大型のギロチンシャーとは?
同工場には、1,600トンと1,000トンのギロチンシャーが設置されています。
ギロチンシャーとは、鉄骨や鋼材などの大型金属スクラップを圧縮・切断し、再利用しやすい大きさに加工する設備です。
本社第二工場では、このほかにもシュレッダー機や天井クレーン、油圧ショベルなどが使用されています。
ただし、今回の爆発事故でどのような機械や工具を使用していたのかについては、現時点で確認できていません。
2021年には屋外ヤードを拡張
会社公式サイトの沿革によると、本社第二工場では2017年に1,600トンのギロチンシャーが設置され、2019年には1,000トンのギロチンシャーが稼働しています。
さらに2021年には、ヤードの拡張と50馬力シュレッダー機の導入が行われました。
現在のGoogle Earth画像で確認できる広い屋外スペースも、同工場の特徴の一つです。
参考資料:
日鉄萬金属株式会社「本社第二工場」
日鉄萬金属株式会社「会社沿革」
爆発した「鉄製筒」とは?詳しい原因は調査中
今回の事故で気になるのが、報道にある「廃材の鉄製筒」という表現です。
関西テレビは、鉄製筒を解体していた際に何らかの理由で爆発が起きたと伝えています。
ただし、現時点では、この鉄製筒がもともと何に使用されていたものなのか、内部に何が入っていたのかなど、詳しい情報は公表されていません。
現在判明していること・分かっていないこと
| 確認項目 | 報道時点の状況 |
|---|---|
| 廃材の形状 | 鉄製の筒 |
| 作業内容 | 解体作業 |
| 鉄製筒の元の用途 | 不明 |
| 内部の状態・内容物 | 不明 |
| 使用していた工具・設備 | 不明 |
| 具体的な爆発原因 | 警察が調査中 |
鉄製の筒という情報だけでは、タンクや配管、圧力容器など、特定の用途に結び付けることはできません。
また、今回の爆発が可燃性ガスによるものなのか、内部圧力など別の要因によるものなのかについても、現段階では判断できません。
金属廃材の解体中に爆発した過去の労働災害事例
今回の事故原因は調査中ですが、金属廃材の解体作業中に爆発が発生した事例は、過去にも報告されています。
厚生労働省が公開している「職場のあんぜんサイト」には、産業廃棄物処理業における爆発事故の記録が掲載されています。
ここでは、金属製の容器を解体する際に発生した別の事故を紹介します。
なお、以下は今回の愛荘町の事故とは関係のない過去の事例であり、今回の爆発原因を示すものではありません。
廃ガソリンタンクの解体中に爆発した事例
厚生労働省の労働災害事例No.100543には、スクラップにするガソリンタンクをガス溶断していた際に爆発が発生し、作業員1人が死亡した事故が記録されています。
この事例では、タンク内部に残っていたガソリンの蒸気に引火したことが爆発の原因とされています。
タンクの外側が金属でできていても、内部に可燃性の蒸気などが残っている場合には、解体作業中に重大な事故につながる危険性があります。
厚生労働省の資料では、解体前の内部確認や作業手順の重要性などが示されています。
出典:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」労働災害事例No.100543
今回の鉄製筒との共通点はある?
今回の愛荘町の事故も、金属製の筒状の廃材を解体していた際に発生したと報じられています。
ただし、過去のガソリンタンク事故と今回の鉄製筒が、同じ構造や用途だったという情報はありません。
また、今回の解体作業で火気が使用されていたかどうかも確認できていません。
過去の事故は、金属廃材の解体作業に伴う危険性を知るための参考事例であり、今回の事故原因を推定する根拠ではありません。
今回の爆発については、警察による現場検証や今後の発表を待つ必要があります。
爆発による建物の被害や周辺への影響は?
関西テレビの報道によると、今回の爆発で50代の男性職員が遺体で発見されました。
一方、ほかの負傷者は確認されておらず、消火活動にも至らなかったということです。
警察は、建物の破損状況を確認するとともに、爆発原因の調査を進めています。
ただし、建物のどの部分が破損したのか、爆発によって廃材などがどの程度飛散したのかについては、現時点では詳しい情報がありません。
周辺には農地や住宅も点在
GoogleマップやGoogle Earthの3D画像で見ると、本社第二工場の周囲には農地が広がり、道路を挟んで住宅なども点在しています。
そのため、爆発による周辺への影響も気になるところですが、10月1日19時55分の報道では、ほかの負傷者は確認されていないとされています。
今後、建物の被害状況や爆発原因について新しい情報が公表された場合には、内容を追記します。
まとめ|愛荘町の工場爆発は日鉄萬金属・本社第二工場で発生
今回は、2026年10月1日に滋賀県愛荘町で発生したリサイクル工場の爆発事故について、現場の場所や工場の構造、設備などを調べました。
事故が発生したのは、愛荘町長野1414-1にある日鉄萬金属株式会社・本社第二工場です。
会社公式サイトによると、同工場は21,500平方メートルの敷地を持ち、大型スクラップの加工処理や産業廃棄物の拠点として機能しています。
Google Earthの3D画像からも、広い屋外ヤードに大量の金属廃材が集積されている様子や、周囲の建屋の配置を確認することができます。
今回の事故では、廃材の鉄製筒を解体していた50代の男性職員が遺体で発見されました。
爆発した鉄製筒の用途や内部の状態、詳しい原因については、現在も調査が続けられています。
亡くなられた男性のご冥福をお祈りいたします。
※本記事は2026年10月1日19時55分の関西テレビの報道、日鉄萬金属株式会社の公式資料、厚生労働省の公開資料などをもとに作成しています。Google Earthの画像は事故当日の撮影画像ではなく、施設の構造を説明するための参考資料です。事故現場への立ち入りや、周辺での見学・撮影を推奨するものではありません。



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