秋山気晴さんの足跡
2002年2月・3月に体調不良の4代目鐘奏者吉澤庸光さんの代理出演。
2002年4月7日より前任(4代目)吉澤庸光さんの後任として正式に鐘奏者に。
※吉澤庸光さんは2002年1月には亡くなっていたようです。この事実は死後5年経過後に判明したようで、恐らくですが交代にあたり「体調不良」での降板を本人からではなく、親族もしくは関係者よりNHK側に申し入れたのではないでしょうか。
チャンピオン大会では鐘の奏者としてだけではなく、本職の打楽器奏者としてバンドメンバーに参加しています。
2023年3月12日、日本テレビとNHKのコラボウィークの一環で小田切アナウンサーとともに「行列のできる相談所」に出演。秋山さんがお茶の間により一層認知されたといってよいでしょう。また鐘の音だけではなく「鐘奏者そのもの」がNHKのど自慢において1つのアイコンになった象徴的な出演だったとも言えるでしょう。
2023年3月25日、和歌山県新宮市での放送を最後に勇退。17000組以上の鐘を鳴らす。
そんな秋山さんには鐘の鳴らし方に特徴があります。
次の項目で触れてみましょう。
秋山気清さんの鐘の鳴らし方の特徴
合否 | 音階 | |
不合格(鐘1つ) | 合格音 | ド |
不合格(鐘2つ) | 合格音 | ド・レ |
合 格(鐘3つ) | 音全体 | ドシラソドシラソドーミーレー |
装飾音 | ドシラソドシラソ | |
合格音 | ドーミーレー |
合否の鐘の音階は上の表の通りですが、秋山さんの鐘3つを演奏する時の特徴は「特に後ろ3音を溜めて重点的に叩く(出典:Wikipedia)」です。
初代~4代目鐘奏者の方々の特徴も追ってみましたが、残念ながら資料が見つかりませんでした(T T)。
次(6代目)の鐘奏者の人選は?
さて、次の鐘奏者は誰になるのでしょう?
現段階において発表がありません。
NHKのど自慢の公式HPでは「追ってお知らせする」とのこと。
情報を待ちましょう。
鐘奏者に就く方とは?(考察)
どのような方が鐘奏者になるのでしょうか?
年に46本実施のNHKのど自慢の帯同は容易なことではないでしょう。しかも全国津々浦々となりますので、前後の宿泊なども含めますと番組の拘束時間は更に多くなります。スケジュールを抑えられる人選に限りがありそうです。
また先述しましたように「鐘の人」はアイコン化しております。そこを踏まえて著名な方を据えるのか、それとも大変著名で無いけれども実績のある音楽家や文化人なども予想の範疇ではないでしょうか。
それと考えられるのは、4代目故吉澤庸光氏「のど自慢のプロデューサー・審査員」のような元番組関係者の登用です。実際にのど自慢の番組作りにタッチしたことがある実績のある方も可能性がありますよね。
2017年にラテンパーカッション奏者の大舘信さんが秋山さんの代役で出演してこの縁で鐘奏者に・・・という予想成立は非現実的でしょうか。代役はかれこれ6年も前の事ですので。
歴代奏者 | いつから | いつまで | 経歴 | |
初代 | 佐伯憲二 | 不明 | 不明 | 音楽家 |
2代目 | 三上秀俊 | 1946年頃 | 不明 | 不明 |
3代目 | 不明 | 不明 | 1993年 3月28日 |
不明 |
4代目 | 吉澤庸光 | 1993年 4月4日 |
2002年 3月31日 |
NHK職員・のど自慢プロデューサー/審査員 |
5代目 | 秋山気清 | 2002年 4月7日 |
2023年 3月25日 |
音楽家 |
6代目 | ? | ? | ? | ? |
歴代の鐘奏者と経歴です。鐘奏者に就いたのは、不明者を除いて音楽家とNHK職員(のど自慢関係者)です。
6代目鐘奏者が決まりましたら経歴にも着目してみましょう。
まとめ
勝手な予想ですが、次のような方が6代目鐘奏者の対象となりそうです。
- 番組実施のスケジュールの都合がつく方
- 著名な方
- 音楽家(著名で無い方も含む)
- 文化人(著名で無い方も含む)
- 元番組関係
次の番組放送までそれほど時間はありません。
すぐに発表がありそうですね。
発表がありましたら追記致します。
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