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【家系ラーメン】との丸家はなぜ破産?閉店する6店舗と営業継続店はどこ 2つの運営会社を調査

家系ラーメンとの丸家は破産?閉店する6店舗としない店舗 社会
株式会社トノマルの破産手続開始申立てで閉店する「との丸家」6店舗と、現在も公式サイトに掲載されている店舗を調査

2026年9月16日、横浜家系ラーメン「王道家直伝 との丸家」の複数店舗が閉店することが分かりました。

閉店するのは1店舗、2店舗ではありません。

成東店、富里店、香取店、石岡店、小山店、伊勢崎店の6店舗です。

各店で出された「閉店のお知らせ」には、運営会社の株式会社トノマルが破産手続開始の申立てを行ったことが記されています。

ここまで見ると、

「との丸家が破産したの?」
「全部閉店するの?」

と思ってしまいます。

ところが、現在も「との丸家」の公式サイトには別の6店舗が掲載されています。

調べてみると、現在の「との丸家」には、株式会社トノマルと株式会社マルヤカンパニーという2つの会社が関わっていたことが見えてきました。

しかも、破産申立ての約3週間前となる8月26日には、公式サイトで「運営体制の変更」が発表されています。

いったい「との丸家」で何が起きていたのでしょうか。

閉店する店、残っている店、2つの会社の関係、王道家との関係など、現在確認できる情報を整理してみます。

この記事で確認すること

・破産で閉店する「との丸家」はどこ?
・との丸家は全店閉店するの?
・営業を続ける店舗はどこ?
・株式会社トノマルとは?
・株式会社マルヤカンパニーとの関係は?
・なぜ破産直前に「運営体制変更」があった?
・王道家との関係はどうなっている?
・今回の破産は以前から決まっていたの?

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との丸家6店舗が閉店 トノマルが破産手続開始を申し立て

2026年9月16日、「との丸家」の各店舗から閉店のお知らせが出ました。

告知では、

「との丸家を運営する株式会社トノマルは、本日破産手続開始の申立を行いました」

と説明されています。

閉店する店舗として記載されているのは、次の6店舗です。

店舗 都道府県 9月16日時点
成東店 千葉県 閉店
富里店 千葉県 閉店
香取店 千葉県 閉店
石岡店 茨城県 閉店
小山店 栃木県 閉店
伊勢崎店 群馬県 閉店

小山店については、今回の発表より前の8月23日から一時休業となっていました。

今回の告知によって、小山店も含めた6店舗が閉店することが分かりました。

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との丸家は全部閉店するわけではない

ここが少し分かりにくいところです。

「株式会社トノマルが破産」と聞くと、「との丸家そのものがなくなる」と思ってしまいます。

しかし、現在の「との丸家」公式サイトを見ると、別の店舗が掲載されています。

公式サイトには、

「当サイトに掲載している店舗は、『株式会社マルヤカンパニー』が運営・管理するお店のみ」

と明記されています。

現在掲載されているのは次の6店舗です。

店舗 所在地 現在公式サイトに記載される運営・管理
松飛台店 千葉県松戸市 株式会社マルヤカンパニー
八潮店 埼玉県八潮市 株式会社マルヤカンパニー
八千代店 千葉県八千代市 株式会社マルヤカンパニー
越谷店 埼玉県越谷市 株式会社マルヤカンパニー
山形店 山形県山形市 株式会社マルヤカンパニー
船取店 千葉県鎌ケ谷市 株式会社マルヤカンパニー

つまり今回確認できたのは、

株式会社トノマル側の6店舗が閉店する一方、マルヤカンパニーが運営・管理する「との丸家」も存在する

という状況です。

「との丸家が全店閉店」というわけではありません。

閉店する店と残る店を一覧にするとどうなる?

現在確認できる店舗を並べると、かなり分かりやすくなります。

店舗 現在確認できる区分 9月16日時点
松飛台店 マルヤカンパニー運営・管理 公式サイト掲載
八潮店 マルヤカンパニー運営・管理 公式サイト掲載
八千代店 マルヤカンパニー運営・管理 公式サイト掲載
越谷店 マルヤカンパニー運営・管理 公式サイト掲載
山形店 マルヤカンパニー運営・管理 公式サイト掲載
船取店 マルヤカンパニー運営・管理 公式サイト掲載
成東店 株式会社トノマル 閉店
富里店 株式会社トノマル 閉店
香取店 株式会社トノマル 閉店
石岡店 株式会社トノマル 閉店
小山店 株式会社トノマル 閉店
伊勢崎店 株式会社トノマル 閉店

同じ「との丸家」という名前なので分かりにくいのですが、今回の閉店を考えるときは、この2つを分けて見る必要がありそうです。

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株式会社トノマルはどんな会社?

「との丸家」の店舗展開を以前から行ってきたのが株式会社トノマルです。

少なくとも2024年9月の「との丸家」公式サイトでは、新規出店用の物件を募集しており、その問い合わせ先は、

株式会社トノマル 飲食事業本部

となっていました。

しかも当時は、

・埼玉県内の幹線道路沿い
・駐車場12台以上
・店舗は25坪前後

など、かなり具体的な条件で新店舗を探していました。

既存店舗のM&Aや造作譲渡についても情報を募集しています。

つまり、少なくともこの時期には株式会社トノマルが「との丸家」の店舗展開を進める立場にあったことが確認できます。

もう一つの会社「マルヤカンパニー」とは?

そして現在、「との丸家」を運営・管理しているもう一つの会社が株式会社マルヤカンパニーです。

同社の公式サイトによると、設立は2024年8月。

事業内容には、

「家系ラーメン王道家直伝『との丸家』」

が記載されています。

現在の会社案内では本社を埼玉県八潮市八條1612-1、営業所を千葉県我孫子市台田4丁目11-35としています。

別の同社公式ページでは、我孫子市台田4丁目11-35を本社としている記載も確認できます。

そして、この我孫子市台田4丁目11-35という住所。

2024年9月に株式会社トノマルが「との丸家」の出店物件を募集していた際の住所も同じです。

偶然なのか、どのような契約・関係になっていたのか。

公開されている会社情報だけでは、そこまでは分かりません。

ただ、少なくとも両社が「との丸家」という同じブランドに関わり、同じ我孫子市の住所を事業拠点として使用していたことは確認できます。

トノマルとマルヤカンパニーに資本関係はある?

ここは今回かなり気になるところです。

会社名も、

「トノマル」
「マルヤカンパニー」

と似ています。

さらに同じ住所が出てきて、同じ「との丸家」を運営しています。

では、親会社と子会社なのでしょうか。

あるいはトノマルがマルヤカンパニーを設立したのでしょうか。

現在確認できる公式情報だけでは、そのような資本関係までは確認できませんでした。

そのため、

「トノマルの子会社がマルヤカンパニー」

「破産するために別会社を作った」

などと判断することはできません。

一方で、両社がまったく無関係とも考えにくい材料があります。

同じブランドを扱っていること。

事業拠点として同じ住所が確認できること。

そして、2026年8月には「との丸家」の運営体制そのものが変更されています。

ここについては、今後の破産手続きや会社側からの説明で分かってくる可能性があります。

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破産の3週間前に「運営体制変更」が発表されていた

今回、時系列で見ていて一番気になったのがここです。

「との丸家」の公式サイトは2026年8月26日、

「との丸家運営体制の変更に関するお知らせ」

を掲載しています。

現在の公式サイトについて、

株式会社マルヤカンパニーが運営・管理する店舗を中心とした公式ホームページとして運用していることが説明されています。

そして約3週間後。

9月16日に株式会社トノマルが破産手続開始の申立てを行い、トノマル側の6店舗が閉店しました。

時系列だけ並べると、

時期 動き
2024年8月 株式会社マルヤカンパニー設立
2024年9月 株式会社トノマルが「との丸家」の新規出店物件を募集
2026年3月 山形店オープン
2026年5月 船取店オープン
2026年8月23日 小山店が一時休業
2026年8月26日 公式サイトが「運営体制の変更」を発表
2026年9月16日 株式会社トノマルが破産手続開始を申し立て、6店舗閉店

となります。

破産当日に突然すべてが変わったわけではなく、その前から「との丸家」の運営体制に動きがあったことは分かります。

今回の閉店は計画的だった?

この流れを見ると、

「最初から閉店する予定だったのでは?」

「残す店舗を別会社へ移したのでは?」

と考える人もいるかもしれません。

SNSでも似たような推測が出ています。

ただし、ここは分けて考える必要があります。

破産前に運営体制の変更が行われていたことは確認できます。

一方、

・どの店舗がいつマルヤカンパニーへ移ったのか
・店舗や事業そのものが譲渡されたのか
・その際にどのような契約があったのか
・破産を前提とした再編だったのか

といった部分は、現在確認できる公開情報では分かりません。

そのため、今回の破産を「計画倒産」などとすることはできません。

ただ、8月26日の運営体制変更と9月16日の破産申立てが近い時期に起きているため、今後明らかになる情報は確認していきたいところです。

との丸家は「王道家直伝」 王道家も閉店する?

もう一つ分かりにくいのが「王道家」との関係です。

との丸家の正式な看板には、

「家系ラーメン王道家直伝 との丸家」

とあります。

ただし、との丸家と王道家は同じ店ではありません。

王道家は清水裕正さんが率いる家系ラーメンのグループで、「との丸家」は王道家から指導を受けた「直伝」のブランドです。

2026年3月にオープンした山形店でも、この関係は続いています。

ABEMAの取材では、山形店のオープン前に清水さんが現地を訪れ、店長やスタッフにラーメン作りを指導する様子が紹介されました。

つまり、少なくとも2026年の山形店オープン時点では、王道家から「との丸家」への指導が行われていたことが確認できます。

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王道家とトノマルの関係が悪くなっていた?

今回の閉店を受け、SNSでは王道家との関係について触れる投稿も見られます。

過去にも、との丸家の店舗閉店などをきっかけに、王道家とトノマルの関係を推測する声はありました。

ただし、

今回の株式会社トノマルの破産が、王道家との関係悪化によるものだと確認できる情報はありません。

むしろ2026年には、王道家の清水さんが山形店の開店に直接関わっていました。

王道家との関係と、株式会社トノマルの経営問題は、現時点では別に考えた方がよさそうです。

との丸家が破産した理由は?

では、株式会社トノマルはなぜ破産手続開始の申立てに至ったのでしょうか。

9月16日に各店舗で出された閉店のお知らせでは、

これまで、ご贔屓にしていただいたお客様の期待にお応えするべく営業を続けて参りましたが、厳しい経営環境を改善するに至らず

という趣旨の説明がされています。

ただ、具体的に、

・売上がどの程度減ったのか
・負債総額はいくらなのか
・原材料費の上昇がどの程度影響したのか
・出店費用が経営を圧迫したのか

といった数字は、この告知では明らかにされていません。

「店舗を増やしすぎたから」

「原材料高で利益が出なくなったから」

などと理由を一つに決めることは、今の段階では難しそうです。

破産手続きが進み、負債額や債権者数などが明らかになれば、経営状況ももう少し見えてくる可能性があります。

との丸家は今後どうなる?

株式会社トノマル側の6店舗は閉店します。

一方、現在の「との丸家」公式サイトには、株式会社マルヤカンパニーが運営・管理する6店舗が掲載されています。

さらに公式サイトでは現在も、

「王道家直伝との丸家」

としてブランドそのものが紹介されています。

ですから現時点では、

「株式会社トノマルは破産手続きを申し立てたが、『との丸家』というブランドすべてがなくなるわけではない」

と見るのが一番分かりやすそうです。

ただ、同じブランドがなぜ2社に分かれて運営される形になったのか。

8月の運営体制変更で具体的に何が変わったのか。

このあたりは、まだ分からない部分が残っています。

 

まとめ 「との丸家が全部閉店」ではなかった

今回のニュースは「との丸家が破産」とだけ見ると、少し分かりにくいものでした。

調べてみると、破産手続開始の申立てを行ったのは株式会社トノマル。

閉店するのは、成東、富里、香取、石岡、小山、伊勢崎の6店舗です。

一方で、現在の公式サイトには株式会社マルヤカンパニーが運営・管理する松飛台、八潮、八千代、越谷、山形、船取の6店舗が掲載されています。

そして破産申立ての約3週間前には、「との丸家」の運営体制変更も発表されていました。

2社の詳しい資本関係や店舗が移った経緯、今回の破産との関係については、まだ確認できない部分があります。

新しい情報が公表されましたら、この記事にも追記します。

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