10月14日(日本時間15日)に英国のマンチェスターで、Youtuberローガン・ポールとMMAファイター/柔術家のディロン・ダニスがボクシングのエキシビションマッチを行いました。
対戦前から荒れた二人の対戦は、最終6ラウンドで大乱闘に発展してしまいダニスが反則負けに・・・。一体何が起きたのでしょうか。
そしてダニスは計画通りローガンに反則技を仕掛けたのか・・・
ローガン・ポール対ディロン・ダニス、問題のシーン
ローガン・ポールとディロン・ダニスの注目の一戦。
二人の対戦で起きた乱闘に至る流れを表にまとめました。
至近距離で互いにディフェンス気味の体制からローガン・ポールの肩がディロン・ダニスの右胸辺りに当たる。 | ||
ディロン・ダニスはそのままローガンポールの首に右腕を回す。
フロント・チョークをする気満々ですね。それか体が勝手に動いてしまっているのか。 |
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ディロン・ダニスは本業の柔術そのままにローガンポールの首を決めて自らの体を後方に落とそうとする。 | ||
ローガン・ポールの首をロックしたまま、寝技に持ち込もうとするディロン・ダニス。
あくまでボクシングルールの試合である。 |
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ローガンはダニスの腕を振りほどきマットにたたきつけるようなアクションとなる。
※殴り下ろしているのではない。 |
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ダニスをマットに叩き落した勢いで右拳を振り上げるローガン。 | ||
右拳を振り下ろしてダニスに殴りかかるローガンだがダニスに体をひねられてかすり気味のヒットに終わる。 | ||
打ち終わった後、起き上がりダニスから距離を取るローガン。
ダニスが販促技を仕掛けてきたと言え、さすがにまずいと思ったのか? そんなローガンを追いかける興奮気味のダニス。 |
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レフェリーの静止を振り払いローガンに殴りかかろうとするダニス。 | ||
両陣営がリングになだれ込み乱闘に発展した。 |
【反則負け】英ボクシングイベントのエキシビションマッチで柔術家が禁断のギロチン?30人以上がリングに入り乱れる大乱闘にpic.twitter.com/5Ew4hE4DOl
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 16, 2023
フロントチョークを仕掛けた人:ディロン・ダニス
ボクシングマッチでローガン・ポールに反則技のフロントチョークを仕掛けたのは、ディロン・ダニス。
なんと、あの世界最高の総合格闘家のコナー・マクレガーの柔術のコーチになった程の腕前です。
- 現在30歳(1993年生まれ)
- 15歳:地元ニュージャージーで柔術を始める
- 17歳:でマルセリーニョ・ガウッシアに学ぶようになり頭角を現す
- 2014年:はIBJJFムンジアル&ノーギワールズの2大世界大会を制する
- 2015年:黒帯を習得
- 2016年:コナー・マクレガーのコーチに就任
ディロン・ダニスはローガン・ポールへのフロント・チョークを狙っていた?
ディロン・ダニスは10月14日のボクシングマッチに先立ち、9月5日火曜日のThe Sunでこのように語ったとのこと。
「もし我々がボクシングをし、彼が彼の頭を下ろしたら、私は彼を絞め殺すつもりです」
試合展開に業を濁したダニスが思わずフロント・チョークを仕掛けたかのように見えましたが、実は計画通りの仕掛け技だったということなのでしょうか。
一方ダニスは早い段階でラウンドでフロント・チョークを仕掛けて反則負けになって試合を終わらせないよう、興行面に配慮したのかもしれません。
最終6ラウンドで実行し→大乱闘・・・そんなシナリオか?と考えてしまいますね。
ヘッドロックをかけられた人:ローガンポール
ローガン・アレクサンダー・ポール。
1995年4月1日生まれの28歳。
弟のジェイク・ポールと同様世界的に有名なYoutuber。
年収はなんと14億円相当で、Facebook1回の投稿で15万ドルを稼ぐそうです。
2018年に富士の樹海で自殺者を撮影したYoutubeを炎上させたのがこの人。
ボクシングマッチの次はMMAルールで対戦?
ボクシングマッチで対戦したローガン・ポールとディロン・ダニスは、次はなんとMMAルールで対戦することが合意済みとか?
「もし私がそれ(ローガン・ポール)と対峙することに成功したら、私はそれを覆すつもりだ。私は彼に直接言った、我々はMMAの試合に同意し、それについて握手をした」とディロンは語った。「もし私がボクシングの試合に出場したら、彼(ローガン・ポール)はMMAで僕と戦うだろうと彼は言った」と彼は続けた。
voiより
戦前と変わらず険悪な終わり方をした2人。
果たしてMMAルールでの対戦はあるのでしょうか。
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