2026年9月28日、東京都八王子市小津町で、わなにかかったツキノワグマに対して「緊急銃猟」が実施されました。
東京都内で緊急銃猟が実施されたのは、今回が初めてです。
八王子市は実施場所について、かなり具体的な情報を公表しています。
「小津町 向橋から北西150mの農地」
では、実際には八王子市のどのあたりなのでしょうか。
八王子市の発表をもとにGoogleマップやGoogle Earthで場所を確認してみました。
【この記事の要約】
2026年9月28日、東京都八王子市小津町で、ツキノワグマに対する東京都内初の「緊急銃猟」が実施されました。
● 捕獲場所:八王子市小津町の農地
● 八王子市の発表:「向橋から北西150mの農地」
● 場所の概位:北緯35.6815度、東経139.2302度付近
● 緊急銃猟実施:9月28日午後5時29分
● 対象:ツキノワグマ1頭
Googleマップで確認すると、現場は山に囲まれた小津町の谷あいにある農地付近です。この記事では八王子市の公式発表をもとに、「向橋から北西150m」の場所を地図と3D表示で確認します。
※座標は八王子市が公表したものではなく、「向橋から北西150m」という市の発表をもとに地図上で確認した概位です。
八王子市でツキノワグマを緊急銃猟
2026年9月28日午後3時30分ごろ、高尾警察署から八王子市に対し、小津町でツキノワグマがわなにかかっているとの情報提供がありました。
八王子市によると、民間団体が設置したくくり罠にツキノワグマが捕獲されていました。
市は午後5時3分に「八王子市ツキノワグマ対策本部」を設置。
現場からの報告を受け、午後5時13分に市長が緊急銃猟の実施を承認し、午後5時29分に緊急銃猟が実施されました。
テレビ朝日などの報道によると、捕獲されたのは体長約70cmの雌のツキノワグマで、東京都内で緊急銃猟が実施されたのは今回が初めてです。
八王子市は今回の対応について、捕獲されたツキノワグマによる人的被害を未然に防止するために緊急銃猟を実施したと説明しています。
八王子のクマが捕獲された場所はどこ?
今回、八王子市が公表した資料には、緊急銃猟を実施した場所について次のように記載されています。
小津町 向橋から北西150mの農地
小津町は八王子市の西部に位置しています。
まず東京全体から見ると、現場は都心から大きく西へ離れた多摩地域の山間部です。
八王子駅周辺から見てもかなり西側にあり、JR八王子駅や京王八王子駅のある中心市街地とは周辺環境が大きく異なります。
さらに拡大すると、小津町は山に囲まれた谷あいに集落や農地が続いていることが分かります。
「向橋から北西150m」を地図で確認
八王子市の発表で場所を特定するうえで重要になるのが、「向橋から北西150m」という情報です。
Googleマップで小津町の向橋を確認し、そこから北西方向へ約150mを測ってみました。
すると、その付近には実際に農地が広がっています。
八王子市が公表している
「向橋から北西150mの農地」
という条件と位置関係が一致します。
このため、緊急銃猟が実施されたのは北緯35.6815度、東経139.2302度付近の農地とみられます。
ただし、八王子市が捕獲地点そのものの緯度・経度を公表しているわけではありません。
上記の座標は、市が公表した「向橋から北西150m」という情報をGoogleマップ上で確認した概位です。
現場は山に囲まれた谷あいの農地
Google Earthの3D表示で周辺を見ると、今回の場所の地形がよく分かります。
小津町の集落は山に囲まれた谷あいにあり、道路や住宅、農地が谷に沿って続いています。
今回、市が示した「向橋から北西150m」の地点も、住宅が集まる場所から極端に離れた山奥ではなく、集落の先に広がる農地付近です。
報道でも、ツキノワグマが捕獲されたのは小津町の農地とされています。
今回の場所を地図で確認すると、八王子市が緊急銃猟を実施した理由の一つである「人の日常生活圏」との位置関係もイメージしやすくなります。
現場付近のGoogleストリートビュー
以下は、八王子市が公表した場所の近くから確認したGoogleストリートビューです。
ストリートビューからも、周囲に山林が迫り、その間に農地や住宅がある地域であることが分かります。
緊急銃猟が実施されるまでの経緯
八王子市が公表した資料をもとに、当日の経緯を整理します。
| 時刻 | 動き |
|---|---|
| 15時30分ごろ | 高尾警察署から八王子市へツキノワグマ捕獲の情報提供 |
| 17時03分 | 八王子市ツキノワグマ対策本部を設置 |
| 17時13分 | 現場からの報告を受け、市長が緊急銃猟の実施を承認 |
| 17時29分 | 緊急銃猟を実施 |
八王子市は今回、同市のツキノワグマ対応マニュアルに基づき、「危機レベル3」の対応を行ったとしています。
そもそも「緊急銃猟」とは?
緊急銃猟は、クマやイノシシなどの野生動物が人の日常生活圏に出没し、人身被害や重大な事故が発生するおそれがある場合に、一定の条件を満たすことで市町村長の判断により銃器を使った捕獲などを行える制度です。
制度は2025年9月1日に施行されました。
八王子市では2026年4月、緊急銃猟などに対応するため、民間事業者3社と協定を締結。
さらに同年8月には、初動対応から追い払い、捕獲、緊急銃猟までの対応手順を整理した「八王子市ツキノワグマ対応マニュアル」を策定していました。
今回の緊急銃猟は、こうした事前の対応体制のもとで実施されたことになります。
八王子市ではクマの出没情報が相次いでいた
八王子市では今回以前にも、ツキノワグマの目撃情報や痕跡情報が確認されていました。
市のホームページでは、2026年に入ってからも高尾山山中、上恩方町、八王子城跡などでの出没・痕跡情報が掲載されています。
東京都も2026年5月から、八王子市を含む多摩地域で、クマの出没が想定される地域を対象にハンターによる巡回を実施しています。
秋はツキノワグマが冬眠に備えて食べ物を求め、活動が活発になる時期です。
八王子市も、柿や栗などの実を放置しないことや、食べ残し・生ごみなどクマを引き寄せるものを屋外に置かないよう注意を呼びかけています。
まとめ
今回は、2026年9月28日に東京都八王子市で実施された緊急銃猟の場所について調べました。
八王子市の発表では、場所は「小津町 向橋から北西150mの農地」です。
Googleマップで位置関係を確認すると、北緯35.6815度、東経139.2302度付近の農地が該当するエリアとみられます。
ただし、この座標は八王子市が公表したものではなく、「向橋から北西150m」という市の情報をもとに確認した概位です。
周辺を3D地図で見ると、小津町は山に囲まれた谷あいに住宅や農地が続く地域で、今回の地点も集落から大きく離れた山奥というわけではないことが分かります。
東京都内で初めて実施された今回の緊急銃猟。
八王子市は、クマに遭遇した場合には刺激せず、背を向けて走ることなく、静かに距離を取るよう呼びかけています。









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