日本で最も有名で最も長寿なCMの1つ、イナバ物置のCMが4年ぶりに復活しました。
イナバ物置の性能を世に知らしめた物置100人乗り。
物置に乗っている100人が社員なのかどうなのか?が話題となっています。
「100人乗っても大丈夫」100人は誰?
イナバ物置のCMに出演している100人についてまとめてみました。
1/100人 代表取締役社長 稲葉裕次郎氏
100人のうちの1人は勿論、イナバ物置の稲葉製作所社長の稲葉裕次郎氏です。
「100人乗っても大丈夫!」は歴代社長の発生によります。
1976年 9月14日生まれ
2000年 拓殖大学政経学部卒、稲葉製作所入社
2011年 執行役員
2015年 取役 就任
2019年 常務取締役 就任
2021年 7月 3代目代表取締役社長に就任
コロナ渦はCMを自粛したので、今回は4年ぶり。
稲葉社長就任後初のCM出演となりました。
稲葉製作所創業は昭和15年(1940年)。
イナバ物置の生産開始は昭和50年(1975年)です。
CM開始は昭和62年(1987年)からです。
なんと今回で34本目のCMです!
吉幾三さんが出演している新日本ハウスのCMは2000年からお目見えしてますが、制作は数本となっており1本あたりの使用期間はかなり長いと聞きました。
それを考えるとイナバ物置のCM制作数は凄いですですよね。
99/100人は全国の営業代理店の社長
イナバ社長以外の99人は、稲葉製作所の社員ではありません。
イナバ物置を販売している代理店会社の中から営業成績が優秀な99社の社長が出演しているのです。
(社長が都合が悪い時は代理の社員が出席しているのでしょうね。)
毎年7月の決算をもとにした営業成績順に前列からイナバ物置に座っています。
そして、CMでイナバ社長以外の99人が着用している法被。
色は3色あります。
オレンジ、青、赤でこれも営業成績順で着る色が違うのです。
出演者と座る位置は決算の数字をもとにして決定している為、例年決算後の8月収録、9月上旬からの放映となっています。
営業代理店とはこのようにYoutubeで稲葉社長とコラボ出演している会社様ですね。
CMに出演しているのか探したのですが確認が難しく把握できませんでした。
営業成績の基準ですが、イナバ物置の販売だけなのか?それとも稲葉製作所取扱い全ての商品全般が対象となるのか?内部事情とは言え気になりますね。
あの有名なCMに出演できる・・・イナバ物置を少しでも卸したり売り捌く為のモチベーション向上になりますよね。
代理店としては栄誉の為にCMに出演したいことでしょう。
純粋に営業を頑張る代理店がほとんどなのでしょうが、中にはその為に卸先や販売先が未定のまま、まずは数多く在庫(イナバ物置)を仕入れる代理店もあるかもしれません。
そして稲葉製作所も決算対策としてそれ(CM主演権獲得の為の仕入れ)を期待しているのでしょうか。
うがった見方ですが、あくまで推察です。
1987年のCM開始当時の映像を見ますと、法被は社長のみでその他の99人は法被無着用ですね。
当時から99人は代理店社長で固めていたのでしょうか。
イナバ物置、100人は誰?【100人乗っても大丈夫】のまとめ
日本CM界で最も有名なCMの1つ、イナバ物置。
「100人乗っても大丈夫」の100人は社長と社員ではない全国の営業代理店の社長の方々でした。
パソコンやスマートフォンの中でしか活用できない商品が多数販売されている昨今、物質として実体のある商品のCMというものは温かみがあっていいですよね。
イナバ物置はインターネットが普及するもっと前から製造販売されて、情報技術が格段と進化した今も変わらず販売されてCMも流れています。
イナバ物置は進化を続けて見た目も性能も変えて今日に至りCMも流れているのですが、そう考えるとこういった商品は他にもあるのでしょうか?
あるとしたら調味料などぐらいでしょうか?
イナバ物置のCMは何本まで記録が伸びるのでしょうか。
CM制作の背景も知ることで、来年以降のCMも記録更新もますます楽しみになれますよね!
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