入江利和とは
元サッカー選手。ポジションはディフェンダー、ミッドフィールダー。高校サッカーの名門・矢板中央高、作新学院大学を経てJFL栃木FCに入団。その後ラトビアやポーランドのチームを渡り歩いた後、母校作新大学サッカー部のスタッフとなる。1984年11月生まれの38歳。栃木県宇都宮市出身。
事件の経緯
既に削除されている日刊スポーツドットコムの記事が転載された内容です。日刊スポーツ側からすると警察発表をそのまま記事にしただけなんでしょうね。
経緯としては、2022年10月16日に起きた(?)として被害者(?)が10月28日に警察に相談。2023年1月23日に逮捕報道、となっています。
宇都宮東署は23日、女性の胸を触るなどしたとして、強制わいせつの疑いで、サッカーJ2栃木SCの元選手で、宇都宮市の無職入江利和容疑者(38)を逮捕した。「抱きついたり胸を触ったりしていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は2022年10月16日午後0時15分ごろ、宇都宮市の教育施設で、成人女性に抱きつき、身動きをできなくさせた上、胸を触るなどわいせつな行為をした疑い。
同署によると、同月28日、女性から「体を無理やり触られた」と電話で相談があった。女性は教育施設の関係者で、入江容疑者と面識があったという。(共同)
その後2月10日まで身柄を拘束されたが処分保留で釈放。3月10日に正式に不起訴処分となりました。
不起訴についての説明
担当弁護士の弁護士法人中央法律事務所の小沼正毅氏によりますと・・・
- 当初から事件を否認し続けていた
- 当然不起訴の処分は示談などによるものではない
とのことです。
そして報道によれば、検察は不起訴の理由を明らかにしていないとされております。しかし下記のように小沼氏は考えています。
- 強制捜査を行う権限を有する捜査機関が捜査を尽くした
- 入江氏を長期間に渡り身柄拘束を行い十分な取り調べを行った
- 入江氏に対する被疑事実を立証するだけの十分な証拠がなく不起訴に至った
- 入江氏の主張が検察に認められたものと考えている
続けてこのように語っている。
- 本件は警察からの任意の事情聴取に応じて出頭した際、そのまま逮捕された事案
- そもそも入江氏に罪証隠滅や逃亡のおそれはなかった
- 逮捕勾留の必要のない事案であったと考えている
その上で今回の不起訴について改めて報告に至った理由を下記のように述べています。
- 入江氏は元プロサッカー選手で逮捕の際に一部実名報道をされていることを考慮
- 本件について誤った認識を持たれないようにする
調べ尽くして埃ひとつ出なかった完全かつ明らかなシロということですね。しかもそもそも逮捕拘留する必要が無かった事案だったのですね・・・。こういう場合は名誉棄損や損害賠償などの行動に出るものでしょうか。
家族の情報
くまなく情報を探しましたが、入江利和さんのご家族についての情報は得られませんでした。
逮捕報道の現在は
入江さんの事件を報道した日刊スポーツでは既に該当記事を削除しています。
最後に
逮捕報道から不起訴処分に至るまで、入江さんに家族がいるかどうかは世間では関心があったと思います。しかしながら不起訴処分までの過程においてご家族の情報がインターネットなどで浮上しなかったことにむしろ安堵しています。
入江さんの信用が回復し、ご家族や関係者の皆さんがどれだけ安堵しているか想像に難くありません。
これからも後進の指導に尽くしていただき、有望な選手の輩出に期待をしております。
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