平日の朝と昼の情報番組に欠かせない顔となっているお笑い芸人ビビる大木さん。
今やベテランの域で存在感もありますし、トークも安定してますよね。安心感があるというか言葉の内容にも信頼感を持つことのできるマルチな芸人さんです。
そしていい声をしていると思いませんか?
その声を生かしてナレーションをしていた番組がかつてありました。
個人的に大木さんの代表作と言いたいのは、声だけで出演していた2つの番組です。
いい声を生かした2つの番組を個人的な視点も交えて紹介したいと思います。
① WORLD DOWNTOWN(ワールドダウンタウン)
1つ目はワールドダウンタウン。
<アメリカのニュース番組風セットに、ダウンタウンのお二人がコメンテーターとして欧米人3人と出演する番組。ビビる大木さんは、欧米人3人のうち、司会進行役のジル・ベッソンの声優を担当。>
製作の苦労ゆえ惜しくも短命な番組でしたが、本当に面白くて好きでした!
大木さんの見事なアドリブ、言葉選びの秀逸さ、良い声が抜群だったのです。打ち合わせも本番の為の稽古も大変だったと思うのですが、アドリブも大変だったと思います。
ビビる大木さんだからこそ成立したとしか思えない程の秀逸ぶりです。ナレーションの仕事が増えたというのも納得です^^。
ダウンタウンとの絡みがお見事、秀逸!でした。
wikipedia:WORLD DOWNTOWN
- 2004年4月13日~同年9月14日
- フジテレビ系列
- 毎週火曜
- 24:35-24:58
② チンパン ニュース チャンネル(CHIMPAN NEWS CHANNE/ 略称CNC)
そして2つ目はチンパンニュースチャンネル。
<アメリカのケーブルテレビCNN(cable news network )をパロディにしたようなCNC(チンパン ニュース チャンネル)。チンパンジーのゴメス・チェンバリンが司会進行役で、ゲストは人間。>
月曜日から木曜日まで毎日10分間、同じゲストが出演していました。司会進行役の他、スタッフも猿や亀や犬など全て動物でした。
ビビる大木さんは、もちろん司会進行役のチンンパンジー・ゴメス役でアドリブ抜群でゲストの「人間」と見事な絡みを披露しておりました。
リアルタイムで声を当てていたのか?後から声を当てたのか?という疑問がありましたが。あまりにも見事な吹き替えで・・・。私はリアルタイムだったと推察(何となくです)。
もしそうだとして、ゴメスの声を演じるだけではなく、ゲストと会話を成立させるってどんなに大変だったのでしょうか?!それほどまでに、奇想天外で天然な行動をするゴメスへの吹き替えは名人だと思えるものでしたよ。
wikipedia:CHIMPAN NEWS CHANNEL
- 2006年4月10日~2007年3月15日
- 毎週月曜 – 木曜
- 24:35 – 24:45
なぜか?番組はビビる大木さんについて触れず。
「WORLD DOWNTOWN」「チンパン ニュース チャンネル」のいずれも、ビビる大木さんの経歴として大木さん本人のwikipediaには記載されておりません。(番組のwikipediaの方には少しだけ記載あり)
当時から知名度のあった大木さんですが、いずれの番組が終了してしばらく経つまでは公式に声優として明かされていませんでした。(実際は公然の秘密な感じ?)
顔を出さず番組のエンドロールクレジットにもwikipediaの経歴も記載されていない謎めいたところも、私にとっては番組が好きだったたまらない要素です。
知る人ぞ知る根強い人気のあった2つの番組ですが、制作の難しさや動物を扱うといった諸事情で短命で終わりました。
まとめ
大木さんの特技の1つはアドリブが上手く、加えてフリートークも上手いと評価されています。
その特技が外国人や動物の動作に対するアドリブに上手く生かされたのですね。
まさに伝説の番組でもあり、私にとってビビる大木さんの代表作、思いのまま振り返らせていただきました!
これからも声のお仕事にも期待しています!
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