京都府警は、車のバンパーに小型カメラを設置して女子高生のスカートの中などを盗撮した疑いなどで、京都市伏見区の配送業を営む西村智至容疑者(44)を逮捕しました。
車で自転車屋や歩く女子高生を見つけては速度を落として並走して盗撮を繰り返していたという西村容疑者。
犯行時刻は登下校のピークの朝と夕方ということでした。
車のどのような位置にカメラを設置してたのでしょうか。
また、盗撮に使用していたカメラはどのくらいの高さに設置していたのでしょうか?
人間との位置関係のシミュレーションもしてみました。
【被害1千人規模か】車下部に取り付けたカメラで少女らのスカート内を盗撮した疑い、44歳男逮捕 京都https://t.co/bfMhIUcLxO
路上を軽トラックで走行中、すれ違いざまに小学生や高校生らのスカート内を撮影した疑い。「車を止める場所を探していただけ」などと容疑を否認しているという。 pic.twitter.com/4UlCePv5Nn
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 19, 2023
西村智至容疑者の 盗撮軽トラ の スペック
西村容疑者の盗撮軽トラのカメラの位置を確認していきましょう。
西村智至容疑者の軽トラ 盗撮カメラ 4か所
まずは左右4か所の装着場所を見てみましょう。
左右のバンパーの下に2か所、そして左右の前輪の泥除けに2か所、合計4か所です。
前輪付近に装着しているという事は、ターゲットに近寄る際にコントロールしやすいことを狙ってのことでしょう。
西村智至容疑者の軽トラ 盗撮カメラ (右側2か所)
右側2か所の盗撮用カメラを詳細に見てみましょう。
市販のドライブレコーダーを悪用したもので、しっかり装着されて、しかもレンズは斜め上を向いているのがわかりますね。
狭い片側1車線のスクールゾーンの路地に対応するように、右側にもカメラを装着していたことがわかりますね。
西村智至容疑者の軽トラ 盗撮カメラ (左側2か所)
次に左側2か所です。
右側同様に、バンパーの下と前輪の泥除けに仕込んでいますね。
同じ路地を何往復も行き来していたという西村智至容疑者。
左右いずれの位置からも撮影できるよう抜かりなく装着しています。
こちらのカメラもしっかり斜め上を向いています。
外に設置したカメラからと思しきケーブルがダッシュボード付近に集中しています。
しっかり4本ありますね。
軽トラ 盗撮カメラ カメラの高さは何cmくらい?
西村智至容疑者(44)が配送に使用していた軽トラックは、ダイハツのハイゼットのようです。
この車種に装着されているタイヤは145/80R12という仕様で、外径(直径)は大体537㎜です。
タイヤの直径を大雑把ですが、約60cmとして盗撮用のカメラの高さを推察してみましょう。
カメラの位置はタイヤの中心よりもやや下の位置にある感じですね。
大体ですが、カメラの高さは地上から25cmくらいではないかと思われます。
軽トラ 盗撮カメラ 人間の背の高さの比較(イメージ)シミュレーション
カメラの高さが大体25cmだと、人間の背の高さと比較するとどのような感じになるのでしょうか。
フリーイラストを人間に見立ててイメージが画像を作成してみました。
ダイハツハイゼットの車高は大体180cmくらいです。
人間の背の高さは何となくの高さにしました。
少し高めの165cmくらいでしょうか。
バンパーの下に装着していたことからも相当低い位置にカメラを設置していたことが分かりますね。
明らかに犯罪行為。
模倣犯が出ない事を祈ります。
立件までに半年以上・・・・
昨年の年末に発覚したということで、時間をかけて慎重に捜査を進めて立件したということですね。
11年ほど前から犯行に手を染めてデータは6万件以上、押収したハードディスクは30台以上という事ですから、それだけ立件までに時間がかかるのも納得です。
捜査員の皆様、本当にお疲れ様です。
容疑者は犬の散歩場所を探していたなどと容疑を否認していますが、これだけ証拠が揃っていれば・・・逃れられません。
盗撮も痴漢も絶対にいけません!
本来であれば、自分自身を守るドライブレコーダーをこのような犯罪に悪用することも決してあってはならない事です。
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